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プランク定数 プランクていすう Planck constant

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プランク定数
プランクていすう
Planck constant

量子論を特徴づける基本的な普遍定数。記号は hh=6.6260755×10-34J・sℏ=h/2πをディラック定数と呼ぶことがある。h は 1900年 M.プランク黒体放射スペクトル分布を説明するために導入した。

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デジタル大辞泉の解説

プランク‐ていすう【プランク定数】

量子力学における基本定数。記号hで表し、h=6.626×1034J・s(ジュール秒)。これを円周率の2倍(2π)で割ったものを換算プランク定数またはディラック定数とよび、記号ħで表すことが多い。1900年プランクの放射法則を説明するために導入。

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百科事典マイペディアの解説

プランク定数【プランクていすう】

量子理論で基本的意味をもつ普遍定数で,hで表される。h=6.6260755×10(-/)34ジュール・秒。1900年M.プランクが導入。その次元は,エネルギー×時間,または運動量×長さをもち,作用量の次元と同じであるので,hを作用量子ともいう。
→関連項目光子スピン相補性定数普遍定数量子量子条件量子論

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法則の辞典の解説

プランク定数【Planck constant】

量子論における基本的定数の一つで,振動数(波数)とエネルギーを換算可能とする.記号は h.2005年現在で最も新しい数値は6.6260755×10-34Jsである.

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世界大百科事典 第2版の解説

プランクていすう【プランク定数 Planck’s constant】

物理学における普遍定数の一つで,不確定性原理に含まれて量子力学の領域を特徴づける。hで表され,その値は, h=6.626076×10-34J・sである。その次元(エネルギー)×(時間)は,また(運動量)×(長さ)などとも書け,一般に作用の次元と呼ばれるので,hを作用量子ともいう。原子内の電子のエネルギーEは10-17Jの程度で公転時間tは10-16sの程度だから,その積Ethの程度になる。気体分子の運動量pは室温でp~10-24kg・m/sの程度であり,衝突は分子間の距離r~10-10mで起こる。

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大辞林 第三版の解説

プランクていすう【プランク定数】

量子論を特徴づける基本定数。記号 h  h =6.6261×10-34ジユール・秒。 h を 2 π で割った =1.0546×10-34ジユール・秒もよく使われる。振動数 ν の光子のエネルギーは h ν 、運動量 p の粒子を表す波動関数の波長は h /p など、量子化によって得られる物理量は h を含んでおり、量子力学によって扱われる。 h が無視できる系に対しては古典力学を適用することができる。作用量子。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

プランク定数
ぷらんくていすう
Planck's constant

量子力学的な現象を特徴づける普遍定数。ドイツ物理学者プランクが熱放射の研究のなかで1900年に発見した。hで表す。その値は現在では
  h=6.62606896×10-34J・s
とされる。hを2πで割ったを用いることも多い。プランクは、光と熱平衡にある荷電振動子(振動数ν)を考え、これは光をエネルギー量子hνずつ放出・吸収するとしたが、その物理的理由は明らかにできなかった。アインシュタインは、νを光の振動数としhνを1個の光量子のエネルギーとしてとらえ(1905)、これが運動量hν/cを担うとした。この考えを物質粒子にまで広げ、粒子と波動の二重性を一般的にエネルギーEと振動数の関係Ehνおよび運動量pと波長λの関係ph/λとしてとらえる端緒をつくったのはフランスのド・ブローイである(1923)。不確定性原理も、この二重性の帰結と考えることができる。量子力学が完成したとき(1926)、これらはすべて次の二つの基本方程式から導かれるものとなった。すなわち、運動量の演算子と座標の演算子の間の正準交換関係
  ih/(2π)
および任意の力学量が時間tとともに変化する方法を定めるハイゼンベルクの運動方程式
  d(t)/dt=(2πi/h)[
から導かれる。は系のエネルギーの演算子である。[江沢 洋]

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世界大百科事典内のプランク定数の言及

【量子力学】より

…こうしたψの固有振動は,それぞれ量子力学的粒子のエネルギー確定の運動を表し,それをしている粒子は定常状態にあるといわれる。定常状態のエネルギーはそれぞれの振動数にプランク定数hをかけたhν0,hν1,……であたえられ,系のエネルギー準位とよばれる。たとえば水素原子の電子のエネルギー準位は-13.6eV/n2と書ける(n=1,2,……)。…

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