ライセンス(その他表記)license/licence

デジタル大辞泉 「ライセンス」の意味・読み・例文・類語

ライセンス(license/licence)

免許許可承認。また、その書。「ライセンスを取る」「A級ライセンス
他者、特に外国がもっている特許技術を使うための法的な許可。「ライセンス生産」「ライセンス料」
[類語]許可認可許諾承認認許允許いんきょ允可いんか容認許容聴許裁許免許公許官許許しオーケー勘弁容赦裁可特許宥恕黙許批准堪忍寛恕海容目こぼし見て見ぬふり(―する)許す認める見逃す見過ごす大目に見る目をつぶる

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精選版 日本国語大辞典 「ライセンス」の意味・読み・例文・類語

ライセンス

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] license, licence ) 免許。許可証。免状。
    1. [初出の実例]「あなたアチラで運転のライセンス、おとりになって?」(出典:月は東に(1970‐71)〈安岡章太郎〉二)

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パラグライダー用語辞典 「ライセンス」の解説

ライセンス

技能証パラグライダーの技能証はその者が習得している技能の証であり正確にはライセンスではないが、事実上、ライセンスとして機能しており、そう呼んでも間違いではない時代に入っている。そして、近年になって技能証をライセンスとあえて呼ぶ事が増え、JPAでは技能証という言葉は見あたらなく、ライセンスで統一している。これは事実上、ライセンスとして機能している技能証をより一層発展させ、将来、名実共にライセンス(免許)として社会的に認知させていく方向の表れと思われる。日本のパラグライダーのライセンスはJPA・JHF共に4段階に分けられ、パラメイト/A級、ベーシック/B級、プライマリーパイロット/ノビスパロット、パイロット/パイロットとなっている。/後はJHFの識別であるが概ね各レベルは等しいと思ってよい。これ等のレベルを自動車の免許に例えると、パラメイト/Aやベーシック/Bは自動車学校のS字コースやクランク・縦列駐車の教程が終わった程度で、プライマリーパイロット/NPは仮免許と言ったところ。仮免許は横に普通免許を持った者が同乗すれば運転可能で、仮免許で満足するドライバーはいないだろう。パラグライダーもパイロットを取得しなければ、一人前としては扱われず、言い換えればパラメイトからプライマリーパイロットはパイロットライセンスを取得する為の過渡的ライセンスに過ぎないと思ってよい。ただしこれは筆者が極別した捕らえ方で、それぞれに大きな意味もあり、反論される方も多いと思う。ライセンスはこの上に エキスパートパイロット/クロスカントリーパイロット、アシスタントインストラクター/助教員、インストラクター/教員、また、他にも、タンデムパイロット/タンデムパイロット、補助動力ノビスパイロット・補助動力パイロットなどがある。それぞれの詳細はJPAホームページライセンスについて            JHFホームページ技能証 を参照

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大学事典 「ライセンス」の解説

ライセンス

一般に,法令に基づき一定の期間内(期間の定めがない場合もある),あるものを所持すること(銃の所持許可など),ある行為を行うことの許可を与えられたことを証する,公式に発行された文書を指す。日本語で「資格」と称されるもののうち,特定の資格を取得している者のみが従事可能で,資格がなければその特定の業務を行うことが禁止されている資格(業務独占資格(日本)),資格取得者以外にその資格の呼称の利用が法令で禁止されている資格(名称独占資格(日本))がライセンスに該当するといえる。一方,特定の能力,知識,技能を有することを証する公式の文書であっても,法令等に基づく許可状でないものについては,サーティフィケイト(日本)の呼称が用いられることが一般的である。この場合,証書に書かれている事実が真正であることを証する(certify)という意味合いが強く,証書の発行者は大学等の教育機関や民間の職業団体などさまざまである。
著者: 濱中義隆

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

知恵蔵mini 「ライセンス」の解説

ライセンス

よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いコンビ。メンバーはボケ担当の藤原一裕(ふじわら かずひろ)とツッコミ担当の井本貴史(いのもと たかふみ)。1996年結成。99年、NHK上方漫才コンテストで優秀賞を受賞。2001年に大阪から上京し、以後、東京を拠点にテレビやお笑いライブなどで活躍。06年にM-1グランプリで初の決勝進出を果たした。07年、テレビ番組の企画によりコンビ名を「ザ・ちゃらんぽらん」に変更したが、その後、現名称に改めた。

(2014-1-30)

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産学連携キーワード辞典 「ライセンス」の解説

ライセンス(実施権)

「ライセンス」とは特許権のある発明を実施する権利、実施権のこと。「ライセンス」(実施権)には、その権利を供与(ライセンシング)された者だけが独占的に実施できる専用実施権と、独占的ではないが複数人が権利を実施できる通常実施権の2種類がある。また専用実施権は、特許権者であっても実施することはできない。「ライセンス」の形をとって大学の研究成果(発明)を移転するのがTLO(技術移転機関)である。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ライセンス」の解説

ライセンス

一般的には免許や許可を指し、コンピューターの分野では使用許諾のことを指す。ソフトウェアに規定されている使用許諾契約に同意するとライセンスが得られ、正規ユーザーとしてそのソフトウェアを使用できる。会社間で交わされる技術の使用許諾契約も同様にライセンスという。

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IT用語がわかる辞典 「ライセンス」の解説

ライセンス【license/licence】

ソフトウェアの使用許諾や使用権。また、特許や技術の利用に関する法的な許可。

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世界大百科事典(旧版)内のライセンスの言及

【電子情報の知的所有権】より

…これを避けるため,法律によって作成者等の権利を定めて保護し,価値のある情報の作成と公開を奨励するのが知的所有権制度である。 権利者は契約によってその権利の一部をライセンス(許諾)することができる。また,許諾を得ずに権利を侵害した者は,民事訴訟により,利用の差止め,損害賠償,信用または名誉の回復(たとえば謝罪広告)等の措置を請求されたり,あるいは刑事訴訟により懲役や罰金を求刑されることがある。…

※「ライセンス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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