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下野(市) しもつけ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

下野(市)
しもつけ

栃木県南部に位置する市。2006年(平成18)、河内(かわち)郡南河内町、下都賀(しもつが)郡石橋(いしばし)町、国分寺(こくぶんじ)町が合併して市制施行、下野市となった。市の中央部をJR東北本線(宇都宮線)、国道4号が並行して南北に通り、この東方を新4号バイパスが縦貫し、市の北部を国道352号が横断する。市域の西境を南流する思(おもい)川と支流の姿(すがた)川に挟まれた台地上に、奈良時代、下野国分寺・国分尼寺が創建された。国指定史跡の両寺跡は、史跡公園として整備されている。7世紀後半から8世紀前半にかけて創建された下野薬師寺(やくしじ)(寺跡は国指定史跡)は日本三戒壇の一つに数えられる。道鏡が別当として左遷され、当地で没した。中世、姿川左岸の下古山(しもこやま)に宇都宮氏一族の児山朝定が築城したと伝える児山(こやま)城があった。
 近世には姿川東岸を日光街道が南北に通り、小金井(こがねい)宿、石橋宿が形成される。両宿には本陣・脇本陣が置かれ、周辺農村の中心町として栄えた。小金井一里塚は国指定史跡。1972年(昭和47)地内薬師寺に私立自治医科大学が開校、附属病院は医療センターとして発展。かんぴょう(干瓢)や農家の副業に織られていた結城紬(ゆうきつむぎ)が特産品。現在は都市近郊農業で、米、麦を中心にホウレンソウ、タマネギなどの露地栽培、またキュウリ、トマト、イチゴなどの施設園芸や肥育牛との複合経営も盛ん。工業は建設用木材加工、電気機械、プラスチック、食品加工などが中心。住宅団地の造成など、宅地化も進行している。面積74.58平方キロメートル、人口5万9483(2010)。[編集部]

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