コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

丹波高地 タンバコウチ

6件 の用語解説(丹波高地の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

たんば‐こうち〔‐カウチ〕【丹波高地】

京都府中部・兵庫県東部に広がる高地。中国山地の最東端に位置し、山地内に亀岡・福知山・篠山(ささやま)などの盆地がある。準平原が隆起し、川によって浸食された高原状の地形で、標高約600~800メートル。浸食から取り残された残丘(ざんきゅう)として皆子(みなご)山(標高972メートル。京都府最高峰)・愛宕(あたご)山(標高924メートル)などの比較的高い山もある。丹波高原丹波山地

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

丹波高地【たんばこうち】

兵庫県と京都府にまたがる山地。丹波高原とも。おもに秩父古生層からなる隆起準平原で,平均標高約600m。三国岳(959m),愛宕山(924m)などの残丘もみられる。
→関連項目大阪[府]京都[府]京都[市]京北[町]丹波[町]能勢[町]兵庫[県]日吉[町]美山[町]

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

たんばこうち【丹波高地】

丹波山地,丹波高原ともよぶ。中国山地の東の延長部にあたり,京都府北部から兵庫県東部にまたがる高原状の山地。北は福知山盆地丹後山地と接し,南は京都盆地および淀川低地帯で限られる。東は安曇(あど)川に沿って南北に走る花折(はなおれ)断層によって比良山地と画され,西は加古川をはさんで中国山地につづく。地質は大部分が古生層と中生層で,一部に中生代から新生代の花コウ岩が貫入している。第三紀中新世末から鮮新世初めにかけて準平原化した土地が,鮮新世末以後の隆起運動によって今日の山地となったもので,東に向けて,北東~南西の構造線に沿ってつき上げ,東高西低の傾動を示している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

たんばこうち【丹波高地】

京都府から兵庫県にかけて広がる中国山地の東端部。山頂面はほぼ平坦で多くの盆地を有する。丹波高原。丹波山地。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本の地名がわかる事典の解説

〔京都府〕丹波高地(たんばこうち)


京都府中部から兵庫県東部にまたがる山地。西は中国山地に続き、東は安曇(あど)川沿いの花折(はなおれ)断層で比良(ひら)山地と、北東は熊川(くまがわ)断層で野坂(のさか)山地と分断される。平均標高約600m。丹波山地・丹波高原とも。古生層からなる隆起準平原で、最高峰の京都府・滋賀県境の三国(みくに)岳(標高959m)や愛宕(あたご)山(同924m)などの残丘が点在する。大堰(おおい)川・加古(かこ)川・由良(ゆら)川・円山(まるやま)川が南北に流れ、断層に起因した福知山(ふくちやま)盆地・亀岡(かめおか)盆地などの構造性盆地が点在。マツタケシイタケなどの林産物が特産。各盆地内で稲作のほか特産の丹波黒豆など畑作も盛ん。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

丹波高地
たんばこうち

京都府中央部から兵庫県東部にまたがる山地。東は安曇(あど)川に沿って南北に走る花折(はなおれ)断層によって比良(ひら)山地と境し、西は中国山地に連なる。主として古生層からなり、古生層の褶曲(しゅうきょく)によって生じた山地が準平原化されたのちに、ふたたび隆起開析されたいわゆる隆起準平原である。したがって山頂部は400~600メートルの定高性を示し、愛宕(あたご)山(924メートル)、三国(みくに)岳(959メートル)などは侵食から取り残された残丘(モナドノック)とみなされる。丹波高地は縦横に走る断層によって裁断され、亀岡(かめおか)、福知山(ふくちやま)、篠山(ささやま)などの断層盆地が形成されている。日本海に注ぐ由良(ゆら)川、瀬戸内海に注ぐ大堰(おおい)川、加古(かこ)川などの水系によって侵食開析されているが、高原状をなす丹波高地では明白な分水界をたどることは困難であり、ことに由良川、大堰川の分水界にあたる胡麻(ごま)(京都府南丹(なんたん)市)、由良川、加古川の分水界にあたる石生(いそう)(兵庫県丹波市)付近では標高100メートルに達しない。しかし全体としては山がちのため、林業以外の産業の発達はあまりみられず、人口密度も京都府旧北桑田郡地方などでは著しく低い。ただ亀岡などの山間盆地の開発は古く、小都市の発達がみられる。[織田武雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の丹波高地の言及

【丹波国】より

…現在の京都府中部,兵庫県東部。ほとんどが丹波高地とよばれる山地から成り,平地は亀岡盆地,福知山盆地などごく少ない。
【古代】
 山陰道に属する上国(《延喜式》)。…

※「丹波高地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

丹波高地の関連キーワード駒込丹波丹波国野坂山地マウンテンゴリラバルチスタンベンガル山猫宇陀山地丹後山地世界ジオパークと浦富海岸

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

丹波高地の関連情報