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 こおり

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


こおり

7世紀後半の日本の地方行政単位の名称。古代大和国家では,行政単位として国造制がとられていたが,645年に行なわれたとされる大化改新の数年後,旧来の国造が支配していた領域を分割して,新たに評という行政単位を設けた。

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デジタル大辞泉の解説

ひょう〔ヒヤウ〕【評】

物事の価値や可否・善悪などを論じること。また、その論じたもの。批評。「映画の―を書く」「人物―」

ひょう【評】[漢字項目]

[音]ヒョウ(ヒャウ)(慣)
学習漢字]5年
物のよしあしをはかる。品定めをする。「評価評議評者評釈評定評伝評判評論合評月評講評酷評書評寸評選評総評批評品評論評
評価。評判。うわさ。「悪評好評世評定評不評風評下馬評
[名のり]ただ

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百科事典マイペディアの解説

評【こおり】

古代朝鮮と日本の地方行政区画。朝鮮では国によって内評・外評(ないひょう・がいひょう),啄評(たくひょう)などがあり,軍事的な地域編成単位とされる。日本では649年評制が敷かれたと考えられるが,国造(くにのみやつこ)制との関係,官制など明確でない。
→関連項目那須国造碑

評【ひょう】

(こおり)

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世界大百科事典 第2版の解説

こおり【評】

古代の朝鮮および日本で行われた行政区画の名称。《梁書》新羅伝には,畿内の邑,すなわち王城付近の村落を啄評(たくひよう),畿外の邑を邑勒と呼び,全国に6啄評,52邑勒があったとあり,また《北史》高句麗伝,《隋書》高麗伝には内評(ないひよう)(畿内の評),外評(がいひよう)(畿外の評)の区別があったと記されており(内評・外評),これらは中国の郡県制に相当するもので,軍営の所在地であったとされている。《日本書紀》には,継体天皇24年9月条に任那の地名として背評(へこほり)の名が見え,またの名を能備己富利(ゆびこほり)ともいったとある。

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大辞林 第三版の解説

ひょう【評】

物事の是非・善悪や長所・短所をとりたてて示すこと。また、示したもの。批評。 「作品の-はどうもよくない」 「読後-」

出典|三省堂
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世界大百科事典内のの言及

【郡】より

…中国の郡県制に淵源し,日本での初見は《日本書紀》大化2年(646)正月条の〈改新之詔〉に〈凡そ郡は四十里をもって大郡とせよ。三十里以下,四里より以上を中郡とし,三里を小郡とせよ〉とあり,このとき郡制が施行されたかのように記されているが,孝徳朝の649年(大化5)に(こおり)制が施行されて以来,7世紀の後半を通じて国の下の行政単位が一貫して評であったことは,金石文や木簡などの当時の史料から確かめられている。評も郡もともに〈こおり〉と読まれたらしいが,郡は評を継承しつつ701年(大宝1)の大宝令の制定とともに始まり,〈改新之詔〉はそれにもとづいて作文されたものと考えられている。…

【郡司】より

…狭義には大領・少領のみをいい,この場合は郡領(こおりのみやつこ)といった。郡司制度は,孝徳朝に出現し持統朝には全国的に整備されたと思われる評(こおり)の制度を継承した郡制と同様,評督(長官),助督(次官)あるいは評造と呼ばれた評の官制を基礎に,701年(大宝1)の大宝令によって成立した。〈大化改新之詔〉(《日本書紀》大化2年1月条)第2条には,国司・郡司を置き,郡司は国造の中から選任せよとあるが,この記事の大半は大宝令の条文を用いて作文したもので,とりわけ郡司については文字どおりにはとうてい信頼できないことが明らかにされている。…

【評】より

…古代の朝鮮および日本で行われた行政区画の名称。《梁書》新羅伝には,畿内の邑,すなわち王城付近の村落を啄評(たくひよう),畿外の邑を邑勒と呼び,全国に6啄評,52邑勒があったとあり,また《北史》高句麗伝,《隋書》高麗伝には内評(ないひよう)(畿内の評),外評(がいひよう)(畿外の評)の区別があったと記されており(内評・外評),これらは中国の郡県制に相当するもので,軍営の所在地であったとされている。《日本書紀》には,継体天皇24年9月条に任那の地名として背評(へこほり)の名が見え,またの名を能備己富利(ゆびこほり)ともいったとある。…

【内評・外評】より

…朝鮮の6~7世紀の高句麗における行政区画。《隋書》高麗伝に,12等の官名につづき〈また内評と外評には五部の褥薩(じよくさつ)(長官)がいる〉とある。内評は畿内,外評は地方をいい,それぞれ5部に分かれていた(五族・五部)。…

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