デジタル大辞泉
「包」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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くくみ【包】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「くくむ(包)」の連用形の名詞化 ) つつむこと。また、つつんだもの。つつみ。
- [初出の実例]「跪二屏風下一取二鎮子一、二枚左手、二枚右手、各了てくくみに持レ之」(出典:玉葉和歌集‐文治三年(1187)一一月八日)
ぐるめ【包】
- 〘 接尾語 〙 ( 動詞「くるめる(包)」の連用形から ) =ぐるみ
- [初出の実例]「侍ぐるめに小はる殿もらふた」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)上)
パオ【包】
- 〘 名詞 〙 ( 中国語から ) アジア遊牧民の天幕式家屋。支柱を用いずに、湾曲した梁を組み合わせて、その上をフェルトで覆ったもの。分解・組立てが簡単で移動に適している。ゲル。〔シベリヤ物語(1950‐54)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「包」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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包
ほう
苞とも書き、包葉(苞葉)ともいう。小包、総包片などを総括する広い意味に用いられることもあるが、普通、花序において腋(えき)に1個の花をつける葉的器官をさす。その腋花の花柄に葉的器官がついたとき、これを小包とよぶ。包は普通葉(茎葉)に比べて小さく、しばしば無柄となる。したがって、形も簡単になり、分裂や欠刻も浅くなるが、キンポウゲ属などでは逆に分裂が深くなることもある。花序のまとまりが弱ければ、普通葉は連続的に包に移行するが、花序がよくまとまっていれば、包は明らかに普通葉と区別され、極端な場合には退化、消失する。ブーゲンビレアなどでは包が大きく発達して着色し、花を包む。
[田村道夫]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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