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 じゅ mantra; dhāraṇī; vidyā

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


じゅ
mantra; dhāraṇī; vidyā

福利をもたらしたり,災難を除いたりする場合に称えられる,魔術的な力をそなえた言葉。インド最古の聖典であるベーダ本集に集められている賛歌も,特定の祭式的状況のもとでは一種の呪文としての意味をもつから,呪の歴史は古代にまでさかのぼる。

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まじない

禁厭,厭勝などともいう。神仏や神秘的な超自然力に頼って災厄を免れたり,それを負わせたりしようとする一種の呪術科学技術の発展によって衰え,遊興の行事や俗信とみなされるものも多いが,地域や宗教によって多種多様な形態をもつ生活技術の一つともいえる。

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デジタル大辞泉の解説

じゅ【呪】

他人に災いが生じるように神に願うこと。のろい。呪詛(じゅそ)。
自分の災いを取り除くために神仏に願うこと。呪術(じゅじゅつ)。まじない。
仏語。陀羅尼(だらに)。真言(しんごん)。

じゅ【呪】[漢字項目]

常用漢字] [音]ジュ(慣) [訓]のろう まじなう まじない
のろう。のろい。「呪詛(じゅそ)
まじなう。まじない。「呪術呪文(じゅもん)
[補説]「咒」は異体字。

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百科事典マイペディアの解説

呪【のろい】

相手に禍害を及ぼすことを思念してなされる呪術的行為。呪詛(じゅそ)ともいう。効験は行為者または言葉(呪文)の神秘的な力によるが,神霊が招換されることもある。古今東西を問わず存在する。

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世界大百科事典 第2版の解説

まじない【呪】

呪術,呪法ともいい,英語のmagicに相当する。まじないは,人間がある特定の願望を実現するために直接的または間接的に自然に働きかけることをいうが,その願望を実現するために事物に内在する神秘的な力,霊力を利用するのである。科学が客観的に事物に存在する力や法則を使うのに対し,まじないでは主観的に内在すると信じられている霊力を動員し利用する。呪力は事物の中に存在し,そこから独立できないでいると信じられる超自然的な力である。

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大辞林 第三版の解説

じゅ【呪】

のろい。まじない。 「 -を唱える」
〘仏〙 密教で、陀羅尼だらに、真言のこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


じゅ

密教における三密のなかの口密(くみつ)(語密)に相当する重要な実践要素で、「しゅ」ともいう。同類の語に真言(しんごん)、陀羅尼(だらに)、密語(みつご)、密言(みつごん)、明(みょう)、神呪(しんじゅ)、密呪(みつじゅ)、密号(みつごう)などがある。真言、呪文といえば、なにか神秘的なまじないを連想するが、本来は仏菩薩(ぶつぼさつ)の秘密語である。古くはインドの『リグ・ベーダ』聖典における神々への賛歌も一種の呪文である。中国においては道教の呪禁の法との融合もみられる。[小野塚幾澄]

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世界大百科事典内のの言及

【陀羅尼】より

…しかし陀羅尼が普通の言葉ではその意味を分別するので,無念無想になれない。したがって意味不明な呪文(じゆもん)のほうがよいことになる。たとえば大日如来にはアビラウンケンとかアアーアンアクアーンク,オンアラハシャノーなどの真言があり,教理的解釈はあるけれども,実際の意味は不明である。…

【医療】より

… 殷の時代には医療についての記録はないが,病気は祖先の霊のたたりによると考えられたから,霊をしずめるための祭祀が大きな比重を占めていたであろう。祈禱やまじないは,邪気を主要な病因と考えた周の時代にも巫医(ふい)と呼ばれる一群の医者によって盛んに行われた。巫医が単なる祈禱師であったか,薬物なども併用したかは,漢時代の方士などとの関係とともに明らかでない。…

【呪禁師】より

…日本古代の律令官制において,宮内省管轄の典薬寮に属した官人で,定員は2人。呪禁つまり〈まじない〉のことをつかさどったが,正八位上相当官である。呪禁は道教系統の方術とみられるが,呪禁師は呪文を唱え,一定の作法にしたがって悪気をはらい,病気や災難を除去した。…

【呪術】より

…また,一般に黒呪術とされるものに邪術sorceryと妖術witchcraftがある。邪術はさまざまなまじないを行って,意図的に相手に危害を加えようとする破壊的呪術であり,妖術は相手に危害を与えようという意図がなくても,嫉妬(しつと)や憎しみを感じると,その人が生得的にもっている霊力が発動し,相手に災いをもたらすというものである。両方が明確に区別されている社会と,はっきり分かれていない社会もあり,また一方しかない所もある。…

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