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天明俳諧 てんめいはいかい

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百科事典マイペディアの解説

天明俳諧【てんめいはいかい】

芭蕉の死後,江戸座らの過度に遊戯化した俳風,美濃派伊勢派の卑俗,平板に流れる俳風に対する批判から,〈芭蕉に帰れ〉の精神で明和・安永期に起こった蕉風復興運動の結果,天明期(1780年代)前後に完成をみた俳諧。
→関連項目蕉風

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世界大百科事典 第2版の解説

てんめいはいかい【天明俳諧】

江戸時代の俳風。享保期(1716‐36)の俳諧への反省から,元禄期(1688‐1704)の俳諧(元禄俳諧)の純正な詩情を再生しようと俳壇が動き出し,明和・安永・天明ごろ(1770年代前後)盛時に達したもので,〈中興俳諧〉ともいう。長期にわたって各地に指導者が現れ,一種の文学運動として俳壇を導いた。 早くは長水らの《五色墨》(1731)が江戸座俳諧に背いて平淡を重んじたが,本格化したのは宝暦年間(1751‐64)からで,江戸では蓼太(りようた)が江戸座を批判し,京では嘯山が《俳諧古選》で広く元禄諸家の風に学べと説いた。

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