(きよう)(首の倒形)を懸け垂れた形で、懸の初文。逆吊りすることを倒懸という。
信〔詠懐に擬する詩〕「遙かに塞北の雲を看て 懸(はる)かに關山の
を想ふ」は懸絶、はるかの意である。
字鏡〕懸 曾良尓(そらに) 〔名義抄〕懸 カカル・ハルカナリ・トホシ・クダル・タル・カク 〔字鏡集〕懸 クダル・タル・ハルカナリ・トホシ・ホソシ・サグ・カク・カカル・ハカル・イラフ
▶・懸
▶・懸欠▶・懸懸▶・懸弧▶・懸壺▶・懸
▶・懸鼓▶・懸光▶・懸鉤▶・懸曠▶・懸思▶・懸師▶・懸示▶・懸識▶・懸車▶・懸守▶・懸首▶・懸殊▶・懸書▶・懸鐘▶・懸象▶・懸賞▶・懸針▶・懸心▶・懸水▶・懸垂▶・懸旌▶・懸絶▶・懸泉▶・懸銭▶・懸然▶・懸淙▶・懸帯▶・懸餒▶・懸胆▶・懸湍▶・懸断▶・懸知▶・懸遅▶・懸肘▶・懸注▶・懸吊▶・懸調▶・懸沈▶・懸縋▶・懸梯▶・懸灯▶・懸磴▶・懸騰▶・懸榻▶・懸旆▶・懸瀑▶・懸
▶・懸氷▶・懸
▶・懸圃▶・懸望▶・懸法▶・懸封▶・懸命▶・懸門▶・懸疣▶・懸輿▶・懸慾▶・懸瀬▶・懸流▶・懸料▶・懸
▶・懸論▶・懸腕▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…蹴鞠の演技者を鞠足(まりあし)といい,名手を上足(じようそく),未熟なのを非足(ひそく)という。練習は内鞠(うちまり),庭鞠(にわまり)といって室内や庭中でおこない,正式な競技に際しては懸(かかり)という特殊な施設をした地域でおこなった。懸は付近の建物より2間半以上離れた位置に,4本の木を3~4間を隔てて相対して立てるのを定めとする。…
※「懸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...