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政治学[アリストテレス] せいじがく[アリストテレス]Politikē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

政治学[アリストテレス]
せいじがく[アリストテレス]
Politikē

アリストテレスの著書。8巻。ギリシア語原義は「ポリスに関する諸問題」の意。本書は彼のいわゆる実践上の学に属し,『ニコマコス倫理学』の続編として「よき人間になる」ための実践的方法を論じたもの。それがポリス (国) についての学となるのは,人間はその本性上ポリス的動物であり,国において人間の本性 (ピュシス) はまっとうされるから,ポリスは結局はよき生活のために存在するという前提に基づくからである。彼は,国の定義と構成,理論上の最善の国,現実の国々,国民と国民の徳,国制,現実の国制,国制変革とその原因,国制組織の方法を1~6巻で論じたあと,7巻で個人および国にとっての最高善を定義し,最高善を達成する最善の構成,教育の原理に論究し,最後に教育方針を述べている。近代の政治学とは趣を異にするが,政治学史における最も重要な古典の一つである。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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