デジタル大辞泉
「曇」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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くもり【曇】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「くもる(曇)」の連用形の名詞化 )
- ① 空が曇ること。雲が空をおおっていること。どんよりと暗いこと。とくに、気象の用語としては、雲量が九以上で降水のない天気状態をいう。そのときの最多雲量が上層雲の場合を薄曇り、中層雲の場合を高曇り、下層雲の場合を本曇りと呼ぶ。曇天。
- [初出の実例]「明了にして翳(クモリ)无し」(出典:東大寺本大般涅槃経平安後期点(1050頃)二四)
- ② 透き通っていないこと。光や色などが鮮明でないこと。ぼんやりしていること。
- [初出の実例]「うつすともくもりあらじとたのみこし鏡のかげのまづつらき哉」(出典:拾遺愚草(1216‐33頃)上)
- ③ 心がきれいに晴れないこと。心にわだかまりがあること。物事にとらわれて悟りの境地を開けないこと。また、そのために顔や声などにかげりのあること。
- [初出の実例]「著語擬レ心即差、動レ念即隔、心念纔にも生ぜばくもりよ、仏眼也」(出典:碧巖雷沢抄(1533)九)
- ④ 公明でないこと。うしろぐらいこと。嫌疑。
- [初出の実例]「成王の徳が高く明なちっともくもりもないぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一七)
くもらわ
しくもらはし【曇】
- 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「くもらう」の形容詞化 ) 曇った様子をしている。くすんでいる。おぼろげなさまである。
- [初出の実例]「夕闇過ぎて、おぼつかなき空のけしきのくもらはしきに、うちしめりたる宮の御けはひも、いと艷なり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蛍)
曇の派生語
くもらわし‐げ- 〘 形容動詞ナリ活用 〙
曇の派生語
くもらわし‐さ- 〘 名詞 〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「曇」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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曇【くもり】
雲量と雲形によって天気を判定した場合の一つ。観測時の全雲量が9以上のときを曇とする。
→関連項目薄曇|高曇
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