(読み)ツユ

デジタル大辞泉 「液」の意味・読み・例文・類語

つゆ【液/汁】

えき。しる。「果物の―」
水け。「―を切る」
吸い物すまし汁関西では味噌汁も含めていう。「豆腐のお―」
蕎麦そば素麺そうめん・てんぷらなどのつけ汁。「天―」「そば―」
[類語](1液体流動物流動体液汁汁液溶液水溶液粘液廃液乳液原液薬液固体気体流体リキッドガス固形かたまり剛体弾性体

えき【液】

水や油のような、形のない流動する物体。液体。
[類語]液体固体気体流動物流動体液汁汁液しるつゆ溶液水溶液粘液廃液乳液原液薬液リキッドガス固形かたまり剛体弾性体

えき【液】[漢字項目]

[音]エキ(漢)
学習漢字]5年
流動性の物質。汁。「液化液汁液状液体胃液血液原液樹液唾液だえき体液乳液粘液薬液溶液

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精選版 日本国語大辞典 「液」の意味・読み・例文・類語

えき【液】

  1. 〘 名詞 〙 水のように流動する物質。液体。汁。〔医語類聚(1872)〕〔史記‐扁鵲伝〕

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普及版 字通 「液」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 11画

[字音] エキ・ヤクセキ・シャク
[字訓] しる・とける

[説文解字]

[字形] 形声
声符は夜(や)。夜に掖(えき)の声がある。〔説文十一上に「(しん)(津)なり」とあり、津液(中からにじみ出る液)をいう。〔素問〕に「竅に滲み留(とど)まりて、行かざるを液と爲す」というものが、津液にあたる。

[訓義]
1. しる。
2. に通じ、とける。
3. 掖に通じる。

[古辞書の訓]
名義抄〕液 アセ・アセツク・シル・タル・ヨダリ・シヅク・ツバキ・ホトリ・マサル・ホトボス 〔字鏡集〕液 シル・アセ・ツバキ・ヨダリ・シヅク・アセツク・ウルヒ・シルタル・ホトボス・ホトリ・マサル・ツ・タフトク

[熟語]
液雨液洽・液庭・液湯・液
[下接語]
胃液・果液・華液・甘液・血液・香液・膏液・滋液・漆液・津液・精液唾液・丹液・湯液・鼻液・薬液・幽液・溶液・霊液・液・瀝液

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