デジタル大辞泉
「疎んずる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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うとん‐・ずる【疎】
- 〘 他動詞 サ行変 〙
[ 文語形 ]うとん・ず 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「うとみす」の変化した語 ) きらったり、軽視してよそよそしくする。親しまないで遠ざける。うとむ。うとんじる。- [初出の実例]「見(まみ)ゆること希なり。上、益疏(ウトムス)」(出典:史記呂后本紀延久五年点(1073))
- 「こは母の余が学資を失ひしを知りて余を疎んぜんを恐れてなり」(出典:舞姫(1890)〈森鴎外〉)
疎んずるの補助注記
助詞「を」をとるのが普通であるが、「今までした敷(しく)思ふ者にうとんじ、(仮・伊曾保物語‐下)」のように、「に」をとる用法も見られる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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