精選版 日本国語大辞典 「穂」の意味・読み・例文・類語
ほ【穂】
〘名〙 (「ほ(秀)」と同語源)
※古事記(712)序「柯を連ね穂(ほ)を并す瑞、史書すことを絶たず」
※万葉(8C後)二・八八「秋の田の穂(ほ)の上に霧らふ朝霞何時へのかたに我が恋やまむ」
② 槍・筆などとがっているものの先の部分。尖端。
※武具要説(1577)「槍の穂も、願はくは長きが能候」
③ つぎ木、さし木に使う芽のついた小枝。さしほ。つぎほ。
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