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 アミ

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デジタル大辞泉の解説

あみ【網】

糸・縄・針金などを方形・ひし形に目を透かして編んで作ったもの。魚や鳥などを捕らえる道具や焼き網、囲い、建具などに用いる。
捕らえたり、取り締まったりするために張りめぐらしたもの。「捜査のにかかる」「法のをくぐる」
[下接語]揚繰(あぐ)り網鰯(いわし)網受け網打瀬(うたせ)網打ち網・追い網・置き網落とし網垣網霞(かすみ)網金網被(かぶ)せ網救助網巾着(きんちゃく)網小鳥網刺し網叉手(さで)網敷き網地引き網掬(すく)い網底引き網袖(そで)網鯛(たい)網台網高網焚(た)き入れ網叩(たた)き網建て網建て切り網玉網攩(たも)網坪網定置網手繰り網投(と)網鳥網トロール網流し網投げ網張り網引き網袋網棒受け網捕虫網巻き網枡(ます)網待ち網身網餅(もち)網焼き網八つ手網・夜網・四つ手網

もう【網】[漢字項目]

常用漢字] [音]モウ(マウ)(呉) [訓]あみ
〈モウ〉
あみ。「網膜網羅漁網天網法網羅網
連絡がとれるように張りめぐらした組織。「通信網鉄道網
あみを打つ。「一網打尽
〈あみ〉「網戸網元霞網(かすみあみ)鳥網袋網
[難読]網代(あじろ)投網(とあみ)旋網(まきあみ)

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デジタル大辞泉プラスの解説

松本清張の長編推理小説1984年刊行。「黒の線刻画」シリーズの第1作。

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世界大百科事典 第2版の解説

あみ【網】

糸を括(くく)り編んだ粗い目の編物で,魚や鳥,獣を捕らえるときなどに使う道具。縄,針金などを材料として作られることもある。語源は,〈編む〉の連用形の名詞化したものとする説や,〈粗目〉に由来するとする説などがある。日本の文献のうえで最初に出てくるのは《日本書紀》神代・下の歌謡で,〈片淵に 阿弥(あみ)張りわたし 目(め)ろ寄(よ)しに 寄し寄り来ね〉と載せている。考古学上,網の出土例の最古のものは,北欧の中石器時代にさかのぼる。

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大辞林 第三版の解説

あみ【網】

糸や針金などを編んで枡形ますがたの目を表したもの。
魚や鳥などを捕らえるのに用いるもの。 「異常発生したクラゲが-にかかる」
食べ物を焼くのに用いるもの。 「 -で餅を焼く」
人や物を捕らえるために張りめぐらされたもの。 「捜査の-をしぼる」 「法律の-をくぐる」 → 網の目
印刷で、規則的に並んでいる小さな点のこと。網点。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


あみ

鳥獣や水産動植物などを捕獲、採集する目的で糸などの繊維を編んだもの。粗い茎皮繊維でつくった目の粗い網地は海女(あま)のスカリ(獲物入れ)や弁当入れ、砥石(といし)入れなどの袋状の容器類に用いられてきた。しかし網は魚や鳥をとる道具としてもっとも発達した。捕鳥法に用いられる網には、渡りの途中の小鳥や、ときにキジ、カモなどをとるため、鳥の通過する尾根などに渡すかすみ網、鳥がかかるとたるんで包んでしまう張切(はりきり)網、鳥が寄ってくると、速やかに引き起こしてかぶせとる無双(むそう)網、飛び立つ鳥をねらう叉手(さで)網、潜んでいる鳥にかぶせる投げ網、突き網などがある。現在、野鳥保護のためかすみ網などは法で禁じられているが、その珍しい仕掛けと野鳥の味が人気をよんで、使用する業者が跡を絶たない。
 網漁は、釣漁とともに漁法の中心をなしている。中世ことに室町末期ごろから、各種の網を使用した漁業が出現した。江戸期に入ると、都市の発達や農業技術の進展による肥料用の魚類の需要が高まり、漁業は急速に発達し、ことに網漁の発達は著しく、漁法のなかでも中心的な位置を占め、今日の基本的な網漁の祖型はほぼ出そろったと考えられる。また網漁は明治以後の綿糸紡績工業の発達によって著しく進歩し、さらに軽くて強靭(きょうじん)な化学繊維の出現は揚繰(あぐり)網などの規模をいっそう大きいものにした。
 漁網の種類は豊富であるが、使用形態から次のように分類できる。
(1)抄網(すくいあみ)類 枠で網の周囲を支え、魚類をすくい上げるもの。
(2)掩(かぶせ)網類 水上から魚類にかぶせるもの。投網はこの代表である。
(3)巻(旋)(まき)網類 おもに海の表層の魚群を囲み、船側に繰り寄せて捕獲するもの。巾着(きんちゃく)網や揚繰網はこの形の進歩したもの。
(4)引網(ひきあみ)類 魚群を包囲し、岸あるいは船に引き寄せて捕獲するもの。地引網と船引網とに分かれ、船引網には浮(うき)引網と底引網の別がある。愛媛県宇和地方で行われるイワシ船引網は浮引網の一種であり、トロール漁は底引網の進歩したもの。
(5)敷(しき)網類 水中に網を敷き、その上に集まる魚群をすくい上げるもの。
(6)刺(さし)網類 魚その他の海棲動物を網目にかけて捕獲するもの。浮刺網、底刺網の別がある。海の表層に張り、潮流に漂わせる流し網もこの類である。
(7)建(たて)網類 魚群の来遊する場所に網を定設して捕獲するもの。一般に定置(ていち)網とよばれる。長崎地方の大敷(おおしき)網、東北地方の太平洋岸の大謀(だいぼう)網、北海道地方の行成(ゆきなり)網など地方名が多い。[野口武徳]

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世界大百科事典内のの言及

【漁労文化】より

…餌を用意した(うけ)だとか,魚道を遮断して一方のかこいに誘導する(えり)や(やな)は,そのままの形では陸上の狩猟とは対比し難いかもしれないが,小鳥を捕らえるための仕掛け罠や,中型獣を誘いこむ檻(おり)等にその類似を見いだすことができる。 の使用は漁労文化史の中で特色のある技術革新であろう。それまでは竹や籐(とう)を使用していたものを,繊維製品におきかえた段階から漁労文化は独自の道を歩みはじめる。…

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