自分(読み)ジブン

デジタル大辞泉 「自分」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぶん【自分】

[代]
1 反射代名詞。その人自身。おのれ。「自分を省みる」「自分の出る幕はない」「君は自分でそう言った」
2 一人称の人代名詞。われ。わたくし。「自分がうかがいます」
[補説]江戸時代、「御自分」の形で二人称の人代名詞としても用いられた。現代では「自分、昼飯すませたか」のように、大阪方言の会話で、自分と同等の者に対する親しみを表す二人称として用いられることがある。
[類語](1)自身・自己・己おのれ・自みずから・我われ・自分自身・一身・本人・当人・当事者・当方・張本人/(2)私わたくし・わたし・僕・俺おれ・わし・吾人ごじん・余よ・我が輩はい・手前・あたくし・あたし・あたい・あっし・妾わらわ・あちき・内・俺等おいら・おら・当方・此方こちら・こっち・こちとら・てめえ・我・愚・愚輩・拙者・身共・それがし・某・不肖ふしょう・小生・愚生・迂生うせい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自分」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぶん【自分】

  1. 〘 代名詞詞 〙
  2. ① ( 反射指示 ) その人自身。自己。自身。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「じぶんの伺候か但しお使者か御舎弟出羽の冠者頼平のおわびならば無用」(出典:浄瑠璃・関八州繋馬(1724)三)
  3. ② 自称。わたくし。多く、男性が改まったときに用いる。また、もと日本の軍隊で、自称に用いられた。
    1. [初出の実例]「方々御巻数同以二越州一進レ之。自分又同前」(出典:満済准后日記‐応永三二年(1425)一二月二日)
    2. 「自分はしらしぼり伽羅の進と云者なり」(出典:咄本・初音草噺大鑑(1698)二)
  4. ③ 対称。「御自分」「御自分様」の形で用いられた。→ごじぶん・ごじぶんさま。

自分の補助注記

③の用法は中世末武士詞の「御自分」や「貴様」に代用する「御自分様」に見られ、「自分」に「御」がつくかどうかで二人称と一人称とに使い分けられていた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む