ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「農民反乱[日本]」の解説 農民反乱[日本]のうみんはんらん[にほん] 封建支配層に対する農民層の反乱。15世紀の土一揆は荘園体制崩壊の原動力となった。戦国大名権力に抵抗した一向一揆などを経て,徳川幕藩体制の社会的・経済的矛盾から享保期以降は百姓一揆が頻発。天保期(19世紀前半)以降は,都市周辺の下層農民,半プロレタリアート層による打毀が盛んになり,幕藩体制の崩壊の有力な原因を形づくった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報