采(漢字)

普及版 字通「采(漢字)」の解説


常用漢字 8画

(旧字)
8画

[字音] サイ
[字訓] とる・いろ

[説文解字]
[甲骨文]
[金文]

[字形] 会意
爪(そう)+木。木の実を采取する意。〔説文〕六上に「取(らつしゅ)するなり」とあり、もぎとることをいう。采取の意より、采地・采邑の意に用い、金文に多くその義に用いて「乃(なんぢ)のと爲せ」のようにいう。また(彩)と通用し、采色の意に用いる。

[訓義]
1. とる、木の実をとる、もぐ、もぎとる。
2. みつぐ、収穫をみつぐ、みつぎものをとる地、采地、采邑。
3. みつぎをとるつかさ、そのこと。
4. 彩と通じ、いろ、いろどり、草木より色をとる。
5. かざる、すがた、かたち、美しいすがた。
6. 采采は草木のさかんなさま。

[古辞書の訓]
〔名義抄〕 イロドル・ウルハシ・イロドリ・ナル・エラブ・ツカマツル・コク 〔字鏡集〕 ツカマツル・エラブ・イロナリ・ウルハシ・イロ・ツカヒ・コト・コク・トル

[声系]
〔説文〕に声として(菜)など二字を収め、は〔新附〕九上の字。色料を草木からとることが多く、に采色の意があり、その文采あるをといい、采取する行為を(採)という。は〔説文〕未収、後起の字である。

[熟語]
采衣・采画・采会・采獲・采旗采畿采戯・采漁・采芹采纈・采采侯・采采・采詩・采糸・采取采聚・采集采緝・采女采樵・采章・采色・采飾・采薪・采真采芻・采・采席采旃采牋・采戦・采組・采桑・采藻・采・采地・采茶・采摘・采采椽・采田・采任采帛采伐・采抜・采・采筆・采・采風・采服・采物・采文・采弁・采捕・采芳・采訪・采邑・采用・采覧・采・采・采蓮
[下接語]
華采・喝采・漁采・兼采・采・五采・舎采・収采・詢采・色采・神采・捜采・探采・釣采・采・納采・博采・伐采・風采・服采・文采・采・列采

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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