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里山(さとやま) さとやま

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知恵蔵2015の解説

里山(さとやま)

人里の近くに位置し、主にクヌギ、ナラ、アカマツなどの広葉樹からなる森林。1950年代〜60年代くらいまで肥料や家畜の飼料、あるいは薪炭を得るための林として利用されてきた。里山の生態系は人間の手が加わった半自然の2次林で、いくつかの絶滅危惧(きぐ)種や希少種を始め、多くの動植物がこうした生態系に適合するライフサイクルを作り上げている。里山は、その経済的価値の低下に伴い、荒廃したり宅地などへ転用されたりしている。そこで様々なタイプの里山保全運動が各地で始まっている。炭焼き体験や自然体験など、環境教育に関連するものが多い。

(池上甲一 近畿大学農学部教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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