ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
(2020-2-18)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…舞が選ばれた者や特別な資格を持つ者が少人数で舞うのに対し,踊りはだれでもが参加できるため群をなす場合が多く,場も特殊な舞台を必要としない。近世以前には腰鼓や編木(びんざさら)を奏しつつ躍る田楽躍,鉦(かね)や念仏でおどる踊念仏,小歌を誦する小歌踊,飾りや歌にくふうをこらした風流(ふりゆう)踊などがあり,用いる楽器により太鼓踊,羯鼓(かつこ)踊,銭太鼓踊,採物(とりもの)や被(かぶ)り物の違いにより棒踊,傘踊,笠踊,灯籠踊,綾踊,コキリコ踊,目的の違いにより盆踊,七夕踊,田植踊,雨乞踊,形態によって鹿(しし)踊,七福神踊などさまざまな名称で呼ばれる。なお近世の歌舞伎舞踊は舞と踊りの要素を巧みに融合させた舞台芸能であるが,踊りの要素が濃い部分はとくに踊り地と称し,最後の華やかな多勢の手踊りなどを総踊りともいう。…
…盆の踊りなどで踊り組が互いに踊りを掛けあい競いあう形態。室町末期から近世初期に流行した風流(ふりゆう)踊に特徴的に見られ,当時の記録類には扮装や歌にくふうを凝らし,趣向を競った様子が記される。また風流踊を疫病送りなどに用いる所では,他村との境まで踊りを掛けて順次送り出す形態もあり,伊勢神宮まで踊り継いだ伊勢踊やお蔭踊はその変型といえる。…
…民俗芸能。風流(ふりゆう)踊の一種で,頭に美しい切子(きりこ)灯籠などをかずいて踊る。盂蘭盆会(うらぼんえ)に意匠を凝らした灯籠を掲げ,また贈答することは古くから行われているが,中世後期に盆に風流の踊りが流行すると,その趣向として美しい女衣装を着,頭に灯籠を置いた青年の一団が,小歌にあわせて振りをした。…
…民俗芸能で,風流(ふりゆう)踊の一種。山口県岩国市・長門市,広島県山県郡大朝町新庄などに伝承される。…
…そのほか戦国時代,武将の間でもてはやされたもので,物語につれて舞う幸若舞(こうわかまい),曲舞(くせまい),白拍子(しらびようし)と呼ばれた遊女の白拍子舞があった。 室町時代末期からは民衆の勃興にともない,風流踊(ふりゆうおどり)と呼ぶ集団舞踊が盛んになり,きらびやかな装いで,作り物で頭を飾り,笛や鼓,歌等につれて街頭に出て踊り,民衆のエネルギーを爆発させた。これは舞から踊りへの移行を意味した。…
…これら貴族社会の風流は,しばしば朝廷から禁令が出るほどに華美なものであったが,南北朝期に入ると力をつけてきた町衆や地方の有力農民層にも浸透し,とくに彼らが担い手となった祭礼の芸能の中で大きく花開いた。このため,一般に風流と称した場合,室町時代の社寺の祭礼などに,さまざまな扮装や仮装で笛・太鼓・小鼓・鉦(かね)などに囃されて繰り出した〈囃子物(はやしもの)〉や,それからさらに発展して,趣向をこらした踊り衆がまわりについた〈風流踊〉,また文学や和歌の心を意匠化した風情ある〈作り物〉をいうのである。室町期成立の《下学集》にも,〈風流〉を〈風情の義也。…
…具体的ようすは《言継(ときつぐ)卿記》《証如上人日記》などに詳しい。この時期の踊りは盂蘭盆会以外にも踊られ,一般に風流踊の名で呼ばれる。地方によっては念仏踊色の強い芸態を伝えた地も多く,町の辻などに踊堂をつくる所もあった。…
※「風流踊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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