クロロジエチルアルミニウム クロロジエチルアルミニウム chlorodiethylaluminium
- 化学辞典 第2版
- (C2H5)2AlCl(120.56).有機アルミニウム化合物の一つ.AlとMgの合金または粉末混合物と塩化エチルとの反応で生成する.そのほかに(C2H5)5Al2Cl3のナ…
プソイドウリジンC プソイドウリジンシー pseudouridine C
- 化学辞典 第2版
- C9H12N2O6(244.20).ピリミジンヌクレオシドの一種.ほかのヌクレオシドと異なり,ウラシルの5位のC原子とリボースの1位のC原子がC-C結合(C-グリコシ…
しょうちゅう【焼酎】
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 焼酎(しょうちゅう)とは、もともと蒸留酒を意味する言葉です。 現在では米や麦、イモ、糖蜜(とうみつ)などを原料にしてつくられ…
ザクロ(柘榴)石 (ざくろいし) garnet
- 改訂新版 世界大百科事典
- 重要な造岩鉱物の一つであり,立方晶系に属し,化学組成はRⅡ3RⅢ2Si3O12(ここでRⅡはCa,Mg,Fe2⁺,Mn,RⅢはAl,Fe3⁺,Crなど)で表されるザクロ石族…
自己血輸血 (じこけつゆけつ) retransfusion
- 改訂新版 世界大百科事典
- 自己血輸血とは,手術に先立ってあらかじめ自分の血液を採血しておいて,手術の際にその血液を輸血したり,あるいは手術中に体腔内に出血した血液を…
ゼーマン効果 ぜーまんこうか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 磁場中に置かれた原子や分子の発光または吸収スペクトル線が、磁場の作用によって分裂する現象。1896年オランダの物理学者P・ゼーマンが発見した。彼…
最小束縛の原理【principle of least constraint】
- 法則の辞典
- 古典力学の運動方程式を変分原理の形に表現する方法の一つで,ガウスが1829年に考案したものである. 質点系の直角座標を x1,x2,…,x3n とし,束…
キシレン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC6H4(CH3)2。 芳香族炭化水素の一つ。ジメチルベンゼンとも。o‐体(融点−25.2℃,沸点144.4℃),m‐体(融点−47.9℃,沸点139.0℃),p‐体(…
パイロープ pyrope
- 改訂新版 世界大百科事典
- 苦バン石ともいう。Mg3Al2Si3O12の化学成分で示されるザクロ石族の鉱物。立方晶系に属し,淡桃~赤紫色,純粋な場合は無色。モース硬度7.5,比重3.58…
サポニン saponin
- 改訂新版 世界大百科事典
- 多くの植物に含まれる低分子生体物質。サポゲニンと糖(グルコース,ガラクトースなど)との配糖体の総称。非糖成分であるサポゲニンの違いにより,…
硝安 しょうあん ammonium nitrate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 硝酸アンモニウムの工業的呼称。化学式 NH4NO3 。無色結晶。融点 169.5℃,約 220℃で分解。水に発熱しながら多量に溶ける。爆薬の原料でもある (→硝安…
ヒノキチオール ヒノキチオール hinokitiol
- 化学辞典 第2版
- 2-hydroxy-4-isopropyl-2,4,6-cycloheptatrien-1-one.C10H12O2(164.20).4-イソプロピルトロポロンともいう.タイワンヒノキChamaecyparis taiwanen…
2,4,5-T ニヨンゴティー
- 化学辞典 第2版
- 2,4,5-trichloropenoxyacetic acid(2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸)の略称.C8H5Cl3O3(255.49).2,4,5-トリクロロフェノールとモノクロロ酢酸との反…
分光分析 ぶんこうぶんせき spectroscopic analysis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 物質が光を発光,吸収する際のスペクトルは,その物質またはその物質に含まれる元素の種類に特有のものであり,またその強度はその物質または元素の…
代謝拮抗薬 たいしゃきっこうやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生物の代謝過程においてそれと拮抗する薬物。代謝拮抗剤。一般的に代謝物と化学構造が似通っており、誤って代謝過程に繰り込まれ、それ以上の代謝を…
je•doch, [jedɔ́x イェド(ホ)]
- プログレッシブ 独和辞典
- 1 [副] ((英)however) ((先行する発言内容と矛盾・対立・対照を表して)) しかしながら,とはいうものの,それなのに,ところがDie Sonne scheint, je…
エチレングリコールとオランザピン
- 共同通信ニュース用語解説
- エチレングリコールは粘り気のある無色無臭の甘みのある液体で水に溶けやすい。ポリエステル繊維の原料や溶剤、車のエンジンの不凍液などに使われて…
特殊鋼【とくしゅこう】
- 百科事典マイペディア
- 化学成分,製造法,熱処理などが,大量生産される一般の普通鋼と異なっていて,強さ,硬さ,ねばさなどすぐれた性質を与えられている鋼の総称。多く…
シュテルン=ゲルラハの実験 シュテルン=ゲルラハのじっけん Stern-Gerlach's experiment
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 磁場の中で原子の方向量子化が起こることを示した実験で,1922年に O.シュテルンと W.ゲルラハが共同で行なった。真空中で銀を蒸発させ,スリットを…
奈良漬 ならづけ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 白うりの粕漬。一般には蔬菜類を酒粕に漬込んだものもいう。酒粕の成分がよくきき,うまみ,香気にすぐれ,べっこう色をしている。うりは肉質の締ま…
変質米 へんしつまい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 貯蔵中に栄養価が低下するなどして,品質の低下した米。一般に米は貯蔵中,外気の影響を受け,水分含量が冬期には減少し,梅雨期から夏にかけて増大…
木材飼料 もくざいしりょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 間伐材などの需要拡大と,飼料の自給率向上を目的として開発が進められている木材の飼料化。反すう動物は,植物中のセルロースを分解・吸収してエネ…
はなひり‐の‐き【嚔木】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ツツジ科の落葉低木。北海道、本州の近畿以北の山地に生える。高さ一~二メートル。葉は互生しほとんど無柄、倒卵形ないし長楕円形、長さ…
せっかい‐がん(セキクヮイ‥)【石灰岩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 炭酸カルシウムを主成分とする堆積(たいせき)岩。海底に堆積した生物の遺骸(いがい)や水中の炭酸カルシウムから生じ、ふつう白色や灰色で…
コール‐タール
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] coal tar ) 石炭乾留によって得られるタール。芳香族炭化水素を主成分とする黒色、粘りけのある油状液体。摂氏九〇〇~一二〇〇…
エアレーション えあれーしょん aeration
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水が空気にさらされることで、曝気(ばっき)または気曝(きばく)ともいう。自然界では、急流部の川の水面が空気と十分に接触し、大気の成分と水中の溶…
ステアリルアルコール stearyl alcohol
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式CH3(CH2)17OH。マッコウ鯨油の成分である高級脂肪族飽和一価アルコール。ほかに,カモの尾腺,モンタン蠟,綿蠟中にも存在する。無臭,白色…
ソーダ沸石 (ソーダふっせき) natrolite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 含ナトリウム沸石に属する鉱物。化学成分はNa2(Al2Si3O10)・2H2O。斜方晶系に属し,長柱状,粗い針状の結晶となるが,繊維状結晶の放射状集合体を…
脱毛 (だつもう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 手足や腋(わき)の下のむだ毛を除いて美しくすること。脱毛剤が一般化するまでは,かみそりでそっていた。脱毛には加熱溶融したワックスを塗り,固…
体液 たいえき body fluid; humor
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 体内に存在する水分の総称。体液は身体の内部環境を恒常に保つため,常にその全量,浸透圧,pHなどが一定に維持されるように調節されている。体重の …
ロジン ろじん rosin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 天然樹脂の一種で、松脂(まつやに)とよばれるものにはロジンが多い。マツの樹皮からとったバルサム(生(なま)松脂のテレビン油。テレピン油ともいう…
易融合金 いゆうごうきん fusible alloys
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ビスマスを主成分とし,鉛,スズ,カドミウム,インジウムなどを加えた低融点合金。共晶の低融点を利用してそれに近い組成としたものが多い。低融点…
牛乳 ぎゅうにゅう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ウシの乳腺(にゅうせん)からの分泌物で白色不透明の液体。栄養成分を多く含み、消化吸収がよい飲料として消費されるほか、乳製品原料として広く利用…
サンショウ さんしょう / 山椒 [学] Zanthoxylum piperitum DC.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ミカン科(APG分類:ミカン科)の落葉低木。高さ2~3メートルになり、よく分枝する。葉は奇数羽状複葉で長さ5~15センチメートル、小葉は卵形で5~9…
カリガラス かりがらす potash glass 英語 Kaliglas ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カリウム酸化物の含有量がとくに高いガラス。一般のガラスは二酸化ケイ素を主成分とし、これにアルカリ金属酸化物とアルカリ土類酸化物とを加えた組…
ブンノアイト
- 知恵蔵mini
- 国立科学博物館と東京大学、愛媛大学の研究グループが2014年に高知県の山中で発見し、同年に国際鉱物学連合へ新種として提案して承認された鉱物。16…
球状パーライト きゅうじょうパーライト spheroidal(spherodized) pearlite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 正しくは球状セメンタイト組織というべきであるが,標記の呼称が普通になっている。通常の薄片状パーライトの組織成分であるセメンタイトが球状化し…
放射化分析 ほうしゃかぶんせき radioactivation analysis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 放射性同位体を利用した高感度化学分析法の1つ。試料を原子炉中に入れて熱中性子で照射し,試料中の目的元素を放射性元素に変えたのち化学的に分離し…
酸性紙
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- インキのにじみ止めとしてロジンサイズと硫酸アルミニウムを用いた紙.紙の主成分であるセルロースを硫酸イオンが分解するために,年月とともに紙が…
L. ミハエリス Leonor Michaelis
- 20世紀西洋人名事典
- 1875.1.16 - 1949.10.9 ドイツの生理化学者。 元・ロックフェラー医学研究所研究員。 ドイツ生まれ。 ドイツの生理化学者で、1922年より4年間名古…
うま味
- 共同通信ニュース用語解説
- 甘味、酸味、塩味、苦味とともに他の味を混ぜ合わせても作り出せない基本味きほんみの一つ。味やにおい、食感などから脳が判断する「おいしさ」とは…
胎便 (たいべん) meconium
- 改訂新版 世界大百科事典
- 胎児の腸管内に含まれる物質の総称で,出生後に排出される。緑黒色,均質な外観を示し,粘稠で無臭である。胎便は,胎児の消化管分泌液,粘液,膵液…
ガマ (蝦蟇)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヒキガエルの俗称。〈びっき〉などの異名があり,日中物陰にいて夕方に現れ昆虫や蠕虫(ぜんちゆう)類を舌を出してとらえるが,すばやいため虫が自…
粗さ あらさ roughness
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属材料を加工して機械部品を製作するとき、その表面を滑らかに仕上げるが、表面には大きなうねりと細かい凹凸があり、前者を表面うねり、後者を「…
ウォラストン うぉらすとん William Hyde Wollaston (1766―1828)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの化学者、物理学者。ノーフォーク県の東ディーハム生まれ。ケンブリッジ大学で医学を修め、1792年に開業するが、1800年には化学に転向し、…
統計加速 とうけいかそく statistical acceleration
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 荷電粒子が変動する磁場と不規則に出会うとき,加速される場合も減速される場合もあるが,統計平均的には加速される機構をいう。宇宙線(高エネルギ…
ジョチュウギク じょちゅうぎく / 除虫菊 [学] Tanacetum cinerariifolium (Trevir.) Sch. Bip. Chrysanthemum cinerariifolium (Trevir.) Vis.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- キク科(APG分類:キク科)の多年草。シロバナムシヨケギクともいう。バルカン半島ダルマチア地方原産。茎は束生し高さ60センチメートルほどになる。…
煎剤 せんざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生薬(しょうやく)類の投与法の一つで、去痰剤(きょたんざい)としてのセネガ煎など、かつてはよく用いられた古い剤形である。日本薬局方では浸剤とあ…
角運動量【かくうんどうりょう】
- 百科事典マイペディア
- 任意の点から質点までの距離に,質点の運動量のその距離に垂直な成分を掛けた積を,その点のまわりの角運動量,または運動量のモーメントという。距…
ゼラニウム油 ぜらにうむゆ geranium oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北アフリカ、フランス領レユニオン島、南アフリカ、マダガスカル、スペイン、フランス、イタリアなど、および日本で栽培されるフウロソウ科ニオイテ…