鱗珪石 りんけいせき tridymite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 珪酸(けいさん)鉱物の一種で、石英やクリストバル石などと同質異像の関係にある。火山岩、とくに安山岩やデイサイトのすきまや石基に産するほか、石…
アルミナセメント アルミナセメント aluminous cement, high alumina cement, fused cement
- 化学辞典 第2版
- 溶融セメントともいう.CaO,Al2O3を主成分とした水硬性セメント.構築用と耐熱材用のほぼ2種類に分類される.構築用のセメントはCaO・Al2O3がおもな…
古今図書集成 ここんとしょしゅうせい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国最大の百科事典(類書)。1万巻。清(しん)の康煕(こうき)年間(1662~1722)陳夢雷(ちんぼうらい)が勅命によって、中国古今のあらゆる図書から記…
浸炭法 しんたんほう carburizing
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鉄鋼材料などの表面に炭素を拡散浸透させる表面硬化法。浸炭剤の種類によって,固体浸炭,液体浸炭,ガス浸炭に分けられる。これらの方法は,その目…
こうないえんこうかくえん【口内炎・口角炎】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈ビタミンが欠乏し、疲れているときに起こる〉 口の中の粘膜(ねんまく)にできる炎症を口内炎(こうないえん)、口のはしにでき…
グレープフルーツ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 西インド諸島を原産地とするグレープフルーツは、アメリカでさかんに栽培され、日本にも年間約25万tが輸入されています。 れっ…
ブロッコリー
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 原産地はイタリアを中心とした地中海沿岸で、アブラナ科の野菜。キャベツの変種のカリフラワーを品種改良してつくられました。大き…
ビタミン
- 百科事典マイペディア
- 動物,菌類,微生物などの発育と維持に不可欠な有機性の微量有効成分のうち,一般に生体内で合成不可能なものをいう。生物の種類により生合成の能力…
コーヒー こーひー / 珈琲 coffee
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アカネ科(APG分類:アカネ科)コヒア属Coffeaのコーヒーノキの種子、いわゆるコーヒー豆を原料とした嗜好(しこう)飲料。コヒア属には約120種あるが…
刺胞 (しほう) nematocyst cnida
- 改訂新版 世界大百科事典
- クシクラゲ類を除く他のすべての腔腸動物にみられる顕微鏡的な構造物で,一動物個体内に多数が存在し,食物の捕捉や,捕食者また妨害者など敵に対す…
アクチン actin
- 改訂新版 世界大百科事典
- 筋肉を構成するタンパク質の一つ。分子量4万1785の球状の分子で,ある条件下では重合し糸状に長く連なる。前者をGアクチン,糸状に連なった後者をFア…
γ線の吸収 ガンマセンノキュウシュウ absorption of γ-rays
- 化学辞典 第2版
- γ線はX線などと発生源は違うが,光子としての性質は同一なので,γ線の吸収はX線吸収と同じ現象である.γ線の物質との相互作用は,おもに,光電効果,…
非金属介在物 ヒキンゾクカイザイブツ non-metallic inclusion, slag inclusion
- 化学辞典 第2版
- はがね(鋼)のなかに混入している酸化物,硫化物,窒化物,炭化物,およびそれらの混合物の総称.酸化物系介在物のうち鋼の性質にとくに有害なものは…
酸化銀 サンカギン silver oxide
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】酸化銀(Ⅰ):Ag2O(231.74).硝酸銀などの可溶性な銀塩水溶液に,アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物を加えると暗褐色の沈殿として得…
タングステン合金 タングステンごうきん tungsten(wolfram) alloy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- タングステンを主成分とする合金の総称。タングステンの使用が普及したのは 1909年 W.クーリッジのスエージング (打延ばし性タングステン製造法) 発…
合金の析出 ごうきんのせきしゅつ deposition(precipitation) of alloy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 溶質原子が固溶する限界濃度,いわゆる固溶限は温度によって異なり,金属では通常低温ほど小さい。したがって,固溶体を高温で均質な状態から徐冷す…
ヒヨコマメ ひよこまめ / 鶏児豆 chick-pea [学] Cicer arietinum L.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- マメ科(APG分類:マメ科)の一年草。豆を食用や飼料とするために栽培される。草丈は50センチメートルほどになり、茎の断面は四角形。葉は奇数羽状複…
複塩 ふくえん double salt
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 2種以上の塩が結合した形で表現される化合物(固体)のうち、各成分イオンがそれぞれのままで存在するものをいう。たとえばカーナル石KCl・MgCl2の中…
鱗雲母 りんうんも lepidolite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紅雲母(べにうんも)あるいはリチア雲母ともいう。リチウムを主成分とする雲母の一種で、トリリシオ雲母とポリリシオ雲母のつくる固溶体をいう。六角…
血性腹水 けっせいふくすい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 血液中の液体成分の一部が血管壁から腹腔(ふくくう)内に漏出したものを腹水というが、採取された腹水中に血液が混在して赤色調を呈しているものをと…
血液製剤 けつえきせいざい blood preparations
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヒトの血液を原料とした医薬品で、血液そのものの全血製剤、血液をその構成成分別に分離して製した血液成分製剤、血漿(けっしょう)を特殊な方法で分…
コノドント conodont
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古生代カンブリア紀から中生代の三畳紀まで生存した海生の化石動物のなんらかの器官を代表する部分化石。大きさは一般に1mm程度で,主成分はリン酸カ…
飢え (うえ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 飢えは,事実としての飢餓と感覚としての空腹感,飢餓感を包含する言葉である。空腹感も飢餓感も本質的には同じで,一般的な食物摂取の不足により起…
クスノキ (樟) camphor tree Cinnamomum camphora(L.)Presl
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 クスノキ科Lauraceae庭園,神社,寺院によく植えられ,また暖地の街路樹にも用いられるクスノキ科の常緑樹木で,ふつう樹高25m,直径80~150cm…
りんぱふしゅりんぱかんえんりんぱせつえん【リンパ浮腫/リンパ管炎/リンパ節炎 Lymphedema / Lymphangitis / Lymphadenitis】
- 家庭医学館
- [どんな病気か] 動脈から流れてきた血液は、毛細血管(もうさいけっかん)で水分とたんぱく成分が外に出て組織中の細胞に取り込まれます。組織で…
ようつう【腰痛】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈大半の腰痛は脊椎の病変によるもの〉 腰痛(ようつう)は、人類が四足歩行から二足歩行へ進化したとき以来の宿命ともいえる病…
ビタミンD ビタミンディー vitamin D
- 化学辞典 第2版
- カルシフェロール(calciferol)ともいう.ビタミン D2,D3,D4 の総称(生理活性を有するのはビタミン D3 の誘導体1,25-Dihydroxyvitamin D3).それぞ…
とくはつせいそうじょうしきゅうたいこうかしょうのしんだんきじゅん【特発性巣状糸球体硬化症の診断基準】
- 家庭医学館
- ①組織的所見 a.光学顕微鏡所見:いくつかの糸球体で、それぞれの一部分にだけ硬化がみられる。硬化部分はしばしばボーマン嚢と癒着し、硝子様沈…
ココナッツ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 ヤシ類は人類誕生のはるか以前、約1億2000万年前の白亜紀に発生したといわれています。熱帯から亜熱帯にかけて広…
ヒ(砒)素【ひそ】
- 百科事典マイペディア
- 元素記号はAs。原子番号33,原子量74.921595。融点817℃(36気圧)。窒素族元素の一つ。きわめて古くから知られ,錬金術師は医薬として使用。灰色ヒ素…
カジキ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 俗に「カジキマグロ」と呼ばれますが、マグロとは別種の大型魚です。大型のものになると3~4m、重さは100~600kg…
フグ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 フグの種類は多く、世界で100種以上、日本近海では40種ほど生息します。 食用されるものはトラフグ、マフグ、ヒ…
アセタケ (汗茸) Inocybe
- 改訂新版 世界大百科事典
- 担子菌類ハラタケ目フウセンタケ科の毒キノコ。1907年,東京の小石川植物園に中毒事件が発生し,川村清一により学名Inocybe rimosa (Fr.) Quél.が…
インピーダンス いんぴーだんす impedance
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 正弦波状に変化する入力量に対する正弦波状に変化する出力量の比。電気的インピーダンス、音響的インピーダンス、機械的インピーダンスなどがある。…
毒消し売り どくけしうり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生薬(きぐすり)の「毒消丸(どくけしがん)」を売り歩く女行商人。現在の新潟市西蒲(にしかん)区巻(まき)の海岸地帯の角海(かくみ)浜、五(ご)ヶ浜、角…
健胃薬 けんいやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香や苦味によって嗅覚(きゅうかく)、味覚を刺激して反射的に胃液や唾液(だえき)の分泌を亢進(こうしん)させ、胃の機能(運動、分泌、消化)を促進…
アスファルト asphalt
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 黒色ないし黒褐色の固体または半固体の物質で,天然固形瀝青の一種。天然アスファルトという。本来の石油鉱床から脱出して,沖積層,洪積層など…
タチウオ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 タチウオは「太刀魚」と書き、名の由来は「太刀の姿をしている」「立ち泳ぎをする」など諸説があります。 体長…
ウェーラー Friedrich Wöhler 生没年:1800-82
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの化学者。フランクフルト・アム・マイン近郊のエッシャースハイムの生れ。ハイデルベルク大学で学んだのち,グメリンLeopold Gmelin(1788-18…
アラニン アラニン alanine
- 化学辞典 第2版
- C3H7NO2(89.10).通常,L-α-アラニンCH3CH(NH2)COOHをさすが,β-アラニンNH2CH2CH2COOHも存在する.【Ⅰ】L-α-アラニン(2-aminopropionic acid):略号…
小児湿疹 しょうにしっしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 小児にみられる湿疹性疾患をいう。日常外来の小児の皮膚疾患のうち、湿疹の占める割合は約50%である。成人にみられる湿疹性疾患はすべて小児にもお…
ブラッグ鉱 ぶらっぐこう braggite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 白金(Pt)を最多量の白金族元素として含む単純硫化鉱物。1932年X線的方法のみによって発見された最初の新鉱物である。化学式(Pt,Pd,Ni)Sのなかのパ…
化合物命名法 (かごうぶつめいめいほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古く,化学が成立していく初期段階では,取り扱われる化学物質の数もあまり多くなく,習慣的なあいまいな名称や,発見者が勝手につけた名称(外観や…
イチジク
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 イチジクの名は、1日に1個ずつ熟す「一熟」に由来するといわれています。また、花が外から見えないまま実がなるので、「無花果」と…
サバ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 マサバとゴマサバの2種類あり、マサバは背部に黒い縞(しま)の模様があり、体の断面はやや偏平。ゴマサバは腹部に黒い斑点が多数存…
包有物
- 岩石学辞典
- ① enclave: 火成岩に含まれる全ての種類の包有物の総称[Lacroix : 1890, 1893].ラクロアはenclave enallogene, enclave homoeogene, enclave pneu…
ひん岩
- 岩石学辞典
- porphyriteという岩石名はプリニウスが記載したporphyritesに由来している.プリニウスのporphyritesはエジプトで得られた赤い岩石であった[Pliny :…
有機化合物【ゆうきかごうぶつ】
- 百科事典マイペディア
- 炭素を成分とする化合物の総称。無機化合物に対。ただし非常に簡単な炭素化合物,たとえば酸化物(CO2,CO),シアン化物(KCN),炭化物(CaC2),…
柴田 桂太 シバタ ケイタ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の生化学者 東京帝大教授;岩田植物生理化学研究所所長。 生年明治10(1877)年9月20日 没年昭和24(1949)年11月19日 出生地東京府神田(現…
標準状態 ひょうじゅんじょうたい normal state
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般に、圧力1気圧(1013.25ヘクトパスカル)、温度0℃(273.15K)における気体の状態をいう。NTP(normal temperature and pressure)と略称されるこ…