「成分」の検索結果

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キンヒドロン quinhydrone

改訂新版 世界大百科事典
キノン1分子とヒドロキノン1分子から構成される化合物の総称であるが,しばしば単にp-ベンゾキノンとヒドロキノン(1,4-ジヒドロキシベンゼン)から…

クマリン coumarin cumarin

改訂新版 世界大百科事典
ベンゾ-α-ピロンにあたり,o-オキシケイ皮酸の分子内環状エステル(ラクトン)である。無色針状または柱状結晶。融点70℃,沸点291~302℃,昇華性があ…

香料【こうりょう】

百科事典マイペディア
常温で揮発性をもち,化粧品,食品,嗜好(しこう)品などに芳香を与えるために用いる物質。天然香料と人造香料に大別され,また用途により焚香(ふんこ…

ビオラル鉱 びおらるこう violarite

日本大百科全書(ニッポニカ)
鉄とニッケルの複硫化物でいわゆる硫スピネル族鉱物の一員。結晶面のある個体の報告はない。深熱水性鉱脈に産し、針ニッケル鉱の分解物として生成さ…

ベンズアルデヒド benzaldehyde

改訂新版 世界大百科事典
最も簡単な構造の芳香族アルデヒド。植物界に広く分布し,クヘントウ(苦扁桃)油,野生のオウトウ(桜桃)の樹皮油などの主成分。独特の芳香をもつ…

ニゲラ love-in-a-mist devil-in-a-bush Nigella damascena L.

改訂新版 世界大百科事典
南ヨーロッパ原産のキンポウゲ科の一・二年草。和名はクロタネソウ。5月に咲く青または淡紅色,白色の花の形と,羽状に細かく裂けた柔らかい葉の感じ…

皮下脂肪 (ひかしぼう) subcutaneous fat

改訂新版 世界大百科事典
皮膚は,真皮の下に皮下組織と呼ばれるゆるやかな結合組織層があるために,深部の骨や筋肉の表面に対してかなりの可動性を示すことが多いが,この皮…

シュタルク効果 (シュタルクこうか) Stark effect

改訂新版 世界大百科事典
電気双極子モーメントμをもつ物質が電場Eの中におかれると,物質のエネルギーは-μ・Eだけ変わる。μが回転運動などによって平均化されている場合,あ…

グルタミン

食の医学館
〈スポーツ選手御用達だが、医療現場でも活用〉  グルタミンはアミノ酸ですが、うまみ調味料に使われるグルタミン酸とは別の栄養素です。ただ、体内…

羅漢果【らかんか】

百科事典マイペディア
ウリ科のつる(蔓)植物。実は直径4〜6cm,濃緑色の球形。中国南部の広西チワン族自治区の山岳地帯でごくわずかに栽培されている。ヤオ族の医師・…

トビウオ

食の医学館
《栄養と働き&調理のポイント》  トビウオは胸びれを広げて飛翔(ひしょう)することから、縁起のよい魚としてお祭に用いられます。  日本近海には2…

カドミウム腎症

知恵蔵
岐阜県神岡町(現・飛騨市)の神岡鉱山から排出されたカドミウムが神通川に流れ、川水を灌漑用水に使用していた富山県の農地土壌が汚染された。そこで…

河川学 かせんがく

日本大百科全書(ニッポニカ)
川の自然的諸問題を理学的立場から研究する学問で、広義の陸水学の一部門。認識論的立場から分類すれば水文学(すいもんがく)に属する。河川工学は河…

コアセルベーション コアセルベーション coacervation

化学辞典 第2版
タンパク質などの高分子を希薄塩溶液中に加熱溶解して濃厚なゾルを形成させた後に,緩やかに冷却すると白濁する.白濁液を顕微鏡下で観察すると,ほ…

ダイウイキョウ だいういきょう / 大茴香 [学] Illicium verum Hook.f.

日本大百科全書(ニッポニカ)
シキミ科(APG分類:マツブサ科)の常緑小高木。トウシキミともいう。中国広東省からインドに及ぶ地域の原産。高さ10~14メートル。葉は革質、長楕円…

ビルダー びるだー builder

日本大百科全書(ニッポニカ)
繊維用合成洗剤の洗浄力を高めるために加えられる薬剤。洗浄促進剤と訳されることもある。初期には炭酸ナトリウムやケイ酸ナトリウムおよび過ホウ酸…

ベタフォ石 べたふぉせき betafite

日本大百科全書(ニッポニカ)
酸化鉱物。複酸化鉱物。パイロクロア系鉱物の一つで、ウランを主成分とし、放射能鉱物の一つに数えられる。パイロクロア系鉱物は、通常の連続固溶系…

惑星状星雲 わくせいじょうせいうん planetary nebula

日本大百科全書(ニッポニカ)
赤色巨星が進化の最終段階で外層を噴出し、噴き出されたガスが、むき出しになった高温のコア(白色矮星(わいせい))からの紫外線で電離されて光る星…

糠 ぬか

日本大百科全書(ニッポニカ)
玄米を精米するときに生じる副産物。米糠、小(こ)糠ともいう。白米は玄米の外側から、表皮、種皮、糊粉(こふん)層などの部分と胚芽(はいが)を取り除…

軽石 かるいし pumice

日本大百科全書(ニッポニカ)
多孔質で見かけ上の比重が小さく、淡色(明灰色ないし明白色)の火山砕屑物(さいせつぶつ)の一種。水に浮かぶものも多い。流紋岩質、石英安山岩質、…

六郎沢村ろくろうざわむら

日本歴史地名大系
静岡県:天竜市六郎沢村[現]天竜市神沢(かんざわ)懐山(ふところやま)村の北西に位置し、天竜川の支流西阿多古(にしあたご)川の上流域、櫛(…

血液 (けつえき) blood Blut[ドイツ] sang[フランス]

改訂新版 世界大百科事典
目次 動物の血液 ヒトの血液  血液の性状  血球haemocyte(blood corpuscle)  血漿と血清  血液の働き  血液型  血液の病気 家畜の…

磁気テープ【じきテープ】

百科事典マイペディア
ポリエステルテープに酸化鉄などの磁性体を塗布したもの。磁気ヘッドで磁性体を磁化し,情報の記録・再生を行う。(1)テープレコーダー用のものや…

釉【うわぐすり】

百科事典マイペディア
釉薬(ゆうやく)とも。陶磁器の表面に焼き付けて美観,強度,耐食性などを与え,吸湿性をなくすために用いられるガラス質の物質。素地と膨張係数がほ…

プランクの放射則 (プランクのほうしゃそく) Planck's law of radiation

改訂新版 世界大百科事典
一般にはプランクの公式と呼ばれることが多い。絶対温度Tの物体と熱平衡にある放射が種々の波長の光をどんな割合で含むかを示す公式。物体を熱してい…

飽和溶液 (ほうわようえき) saturated solution

改訂新版 世界大百科事典
溶液と溶解していない溶質(たとえば結晶)が共存し,溶液中の溶質と未溶解の溶質の間に溶解平衡が成り立っているとき,溶液の濃度は,定温,定圧に…

マジ・マジの反乱 (マジマジのはんらん)

改訂新版 世界大百科事典
1905-07年,ドイツ領東アフリカ(現,タンザニア)南部の原住民が植民地当局に対して起こした反乱。綿花の強制栽培,重税などのドイツの植民地政策に…

硝安 (しょうあん)

改訂新版 世界大百科事典
硝酸とアンモニウムの結合した窒素肥料。このほかに硝安と炭酸カルシウムを混合した硝安石灰,硫安と硝安の混合した硫硝安,硝安と塩化カリを反応さ…

ダマール dammar damar

改訂新版 世界大百科事典
ダンマル,ダンマー,ダマルともいわれる天然樹脂。生産する樹木はフタバガキ科のサラノキ属Shorea,バラノカルプス属Balanocarpus,ホペア属Hopea,…

体外衝撃波結石破砕法【たいがいしょうげきはけっせきはさいほう】

百科事典マイペディア
尿路結石(尿石)の治療法としては最も普及している治療法。extracorporeal shock wave lithotripsyを略してESWLともいう。体外から衝撃波を与えて,…

共沈 (きょうちん) co-precipitation

改訂新版 世界大百科事典
沈殿が生成する際に,沈殿の主(成分)物質以外に,単独にあれば沈殿しないはずの他の物質が,あたかも主物質の沈殿生成に誘発されたかのように,主…

点紋粘板岩

岩石学辞典
① knotenschiefer: 点紋頁岩や点紋片岩で,やや球状または多面体状の顕著な塊を含む特徴があり,点紋は明瞭に個々に区別できる鉱物で構成されている…

エス型花崗岩

岩石学辞典
ホワイトとチャペルは野外における花崗岩の産状と化学分析値から,S型花崗岩とI 型花崗岩とに大別した.S型花崗岩はCa, Naの含有量が低く,Al2O3/(N…

バサン岩

岩石学辞典
細粒の亜優黒質な玄武岩質の岩石で,一般に斑状.主に橄欖(かんらん)石,准長石類(一般にネフェリン)からなり,オージャイト,斜長石を含んでいる…

原子吸光分析 ゲンシキュウコウブンセキ atomic absorption analysis

化学辞典 第2版
加熱により原子状蒸気に解離した元素による,同じ元素の共鳴線の吸収を利用した分析法.おもに金属元素の微量分析に用いられる.機器分析法としては…

チタン合金 チタンゴウキン titanium alloy

化学辞典 第2版
チタンを主成分とし,アルミニウム,スズ,マンガン,鉄,クロム,モリブデン,バナジウムなどを単独または複合して添加した合金.チタン合金は耐食…

腎臓・泌尿器のしくみとはたらき

からだと病気のしくみ図鑑
泌尿器とは、体内の有害な物質や不用な成分を排泄し、血液を調節するためのネットワークです。腎臓をはじめとする複数の臓器から成り立っています。 …

束縛運動 そくばくうんどう

日本大百科全書(ニッポニカ)
拘束運動ともいう。着目している物体が、他の物体によって制限を受けて行う運動のこと。氷でできたコースを滑り降りるリュージュ(そり)のように決…

チタン合金 ちたんごうきん titanium alloys

日本大百科全書(ニッポニカ)
チタンを主成分とする合金。チタンは高温では活性の金属であるので、温間加工、熱処理などには特別な注意が必要であるが、通常の塑性加工、機械加工…

磁極 じきょく magnetic pole

日本大百科全書(ニッポニカ)
一般に磁石がもっとも強く鉄を引きつける場所のこと。磁性体は残留磁化をもつことができ、とくに磁化の強いものは磁石になる。棒状の磁石に磁針を近…

磁石鋼 じしゃくこう

日本大百科全書(ニッポニカ)
鋼とは炭素量が2%以下の鉄合金の総称であることから、鉄を主成分とする永久磁石(合金)にも鋼の名称をつけてよぶことがある。KS鋼(1916)、MK鋼(…

鉄水鉛華 てつすいえんか ferrimolybdite

日本大百科全書(ニッポニカ)
三価の鉄の含水モリブデン酸塩鉱物。モリブデン酸塩鉱物やタングステン酸鉱物は周期律表で同じ列に属する硫黄とともに[XO4]2-型の基本基をもち、原子…

オースティン鉱 おーすてぃんこう austinite

日本大百科全書(ニッポニカ)
カルシウムと亜鉛の含水ヒ酸塩鉱物。斜方(直方)晶系に属するその自形結晶が、半面像晶族の対称をもつため、右結晶と左結晶とがあるということで、…

はんだ はんだ / 半田 solder

日本大百科全書(ニッポニカ)
融点の低いろう付け用合金の総称。軟ろうともいう。はんだ材として必要な性質は、接合する金属とのなじみ(ぬれ性)がよく、適当な溶融温度と流動性…

片麻岩 へんまがん gneiss

日本大百科全書(ニッポニカ)
広域変成岩の一種で、縞状(しまじょう)構造は著しいが、片理や劈開(へきかい)の弱い、中粒ないし粗粒の岩石。元来は花崗(かこう)岩と同じように、石…

硫化染料 りゅうかせんりょう sulfur dyes

日本大百科全書(ニッポニカ)
4‐アミノフェノールのような比較的簡単な構造の有機化合物を硫黄(いおう)あるいは多硫化ナトリウムと加熱して得られる染料。硫化ナトリウムにより水…

ゲルろ過 ゲルろか gel filtration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ゲル浸透クロマトグラフィー gel permeation chromatographyともいう。分子を大きさに従って分取する分析方法の一つで,とりわけ蛋白質,核酸など高…

火星 かせい Mars

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
太陽系の内側から4番目の惑星。太陽からの距離は,近日点 2億 666万 km,遠日点 2億 4923万 km,軌道の離心率は 0.093で,これは水星に次ぐ値であり…

合成樹脂塗料 ごうせいじゅしとりょう synthetic coating material

日本大百科全書(ニッポニカ)
プラスチックのうちで不飽和ポリエステル、アルキド樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アミノ樹脂などを塗膜形成…

マントル mantle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
地球内部の分類の一つで,地殻と核との中間層。大陸の下では平均約 35km,海洋の下では 5~10kmの深さにあるモホロビチッチ不連続面と,深さ 2900km…

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