道阿弥
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:応永20.5.9(1413.6.7) 生年:生年不詳 室町前期の近江猿楽比叡座の能役者。通称犬王。足利義満時代のトップスターで世阿弥の能に大きな影響を…
畠山満慶 (はたけやま-みつのり)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1372-1432 室町時代の武将。応安5=文中元年生まれ。畠山基国の次男。兄満家が足利義満にうとまれたため家督をつぎ,河内(かわち),紀伊(きい),能登(…
東師氏 (とう-もろうじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1343-1426 南北朝-室町時代の武将,歌人。康永2=興国4年生まれ。東常顕(つねあき)の子。美濃(みの)(岐阜県)篠脇城主。足利義満につかえる。歌は「新…
妙心寺 みょうしんじ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の大本山1337年花園上皇の離宮を寺とし,関山慧玄 (かんざんえげん) を開山に迎えた。3代将軍足利義満のとき,寺…
せん‐しょう【僭称】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 かってに自分の身分を越えた上の称号を名のること。また、その称号。[初出の実例]「足利義満に太上天皇の尊号は人臣に当らざるの僭称に候…
ぎどう‐しゅうしん〔ギダウシウシン〕【義堂周信】
- デジタル大辞泉
- [1325~1388]南北朝時代の臨済宗の僧。土佐の人。号は空華くうげ道人。夢窓疎石むそうそせきに師事。足利義満に招かれて建仁寺・南禅寺などに住し…
上杉憲春 (うえすぎ-のりはる)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1379 南北朝時代の武将。上杉憲顕の子。永和3=天授3年鎌倉公方足利氏満のもとで関東管領,翌年兄能憲の跡をつぎ武蔵(むさし)守護となる。足利義満…
海老名南阿弥 (えびな-なあみ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1381 南北朝時代の謡作曲者。足利義満につかえる。観阿弥(かんあみ)を義満にひきあわせ,能が発展する機会をつくった。「東国下(とうごくくだり)…
家喜九郎 (やぎ-くろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1392* 南北朝時代の武士。山名氏家の家臣。「明徳記」によれば,明徳2=元中8年山名氏清が3代将軍足利義満にそむいて挙兵した(明徳の乱)際,氏清に…
そう‐ろく【僧録】
- デジタル大辞泉
- 五山・十刹じっせつ以下の禅宗寺院の管理と、その人事をつかさどった僧職。天授5=康暦元年(1379)足利義満により相国寺の春屋妙葩しゅんおくみょう…
しゅんおく‐みょうは〔シユンヲクメウハ〕【春屋妙葩】
- デジタル大辞泉
- [1312~1388]南北朝時代の臨済宗の僧。甲斐の人。伯父の夢窓疎石に参禅。天竜寺・南禅寺などの住持を経て、初代僧録司となった。足利義満の政治的…
吉備津神社 きびつじんじゃ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 岡山市吉備津に鎮座する元官幣中社。吉備津宮ともいう。オオキビツヒコノミコトを祀り,チヂレヒメノミコトら8神を配祀。応永 32 (1425) 年,足利義…
くうこく【空谷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町初期の臨済宗の僧。号若虚。近江の人。無極志玄の法嗣。将軍足利義満、義持らの帰依を得、美濃天福寺、相国寺、等持寺、天龍寺などに歴住、鹿苑…
さんじちおん‐じ【三時知恩寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 京都市上京区上立売町にある浄土宗の尼寺。応永年間(一三九四‐一四二八)後光厳天皇皇女見子(入江)内親王が崇光天皇の旧御所を寺とし、足利義満の…
花御所 はなのごしょ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 室町殿・花亭とも。足利義満が京都に建てた将軍邸。1379年(康暦元・天授5)頃完成。南は今出川通,北は上立売通,東は烏丸通,西(正面)は室町通。敷地…
南北朝時代
- 防府市歴史用語集
- 1336年から約60年間続いた、朝廷が2つ存在していた時代です。建武の新政がくずれ、足利尊氏[あしかがたかうじ]が京都で新しく天皇をたて…
鹿王院 ろくおういん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 京都市右京区嵯峨にある臨済宗天竜寺派の寺。覚雄山と号する。天授6=康暦2 (1380) 年足利義満が創建した宝幢寺の開山堂を鹿王院と称したのに始る。…
足利直冬 あしかがただふゆ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 生没年不詳南北朝時代の武将尊氏の庶子。直義の養子となり,1349年長門探題。高師直 (こうのもろなお) に敗れ,九州にのがれて勢力をはる。直義の死…
高師英 (こうの-もろひで)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 南北朝-室町時代の武将。高師有(もろあり)の子。高師秋(もろあき)の孫。鎌倉から京へでて,将軍足利義満の近習となる。応永11年(1404)から21年…
ぼんとう【梵灯】
- デジタル大辞泉
- [1349~?]室町前期の連歌師。出雲の人。俗名、朝山師綱もろつな。足利義満に仕えたが、出家して各地を遊歴。連歌を二条良基に学び、その没後は連歌…
大内義弘
- 防府市歴史用語集
- 大内弘世[おおうちひろよ]の子で、南北朝[なんぼくちょう]をまとめるのに功績がありました。また、朝鮮との貿易の実権をにぎりますが、勢力の…
百寮訓要抄 ひゃくりょうくんようしょう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 南北朝時代,二条良基の有職故実 (ゆうそくこじつ) 書14世紀後半の成立。1巻。良基が足利義満の所望により記したもの。朝廷の諸官の官位昇進・補任…
京都五山 きょうとござん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 鎌倉五山と並び,中世期に最高の寺格をもつ京都の五つの臨済宗寺院1386年足利義満のとき,天竜・相国・建仁・東福・万寿の5寺とし,南禅寺を五山の…
山名氏家 (やまな-うじいえ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 南北朝-室町時代の武将。山名氏冬の子。山名氏清・満幸らが足利義満(よしみつ)に謀反した明徳の乱(1391)では,やむなく惣領家の氏清方についた…
じゅんなしょうがくりょういん‐の‐べっとう〔ジユンワシヤウガクリヤウヰン‐ベツタウ〕【×淳▽和奨学両院の別当】
- デジタル大辞泉
- 淳和院と奨学院との別当。もと両院それぞれ別当を置き、源氏の公卿で上位の者が命じられたが、のち、久我氏の世襲となった。室町時代、3代将軍足利義…
通陽門院
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:応永13.12.27(1407.2.5) 生年:観応2/正平6(1351) 南北朝時代の内大臣三条公忠の娘で名は厳子。後円融天皇の即位以前の応安4/建徳2(1371)年3月…
応永の乱 おうえいのらん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1399(応永6)年,大内義弘が室町幕府に対しておこした反乱義弘は周防 (すおう) ・長門 (ながと) など6国の守護を兼ね,朝鮮貿易で巨富を得,多く…
結城満藤 (ゆうき-みつふじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 室町時代の武将。将軍足利義満(よしみつ)の臣。勘解由左衛門尉(かげゆざえもんのじょう),越後守(えちごのかみ)を称す。明徳5年(1394)山城守護…
山名氏清 やまなうじきよ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1344?〜91南北朝時代の武将時氏の子。3代将軍足利義満に仕え,南朝との戦いに功をたて,和泉・丹波・美作 (みまさか) ・因幡 (いなば) の守護とな…
応永の乱【おうえいのらん】
- 百科事典マイペディア
- 1399年(応永6年)大内義弘が室町幕府に対して起こした反乱。義弘は6ヵ国の守護を兼ね,朝鮮貿易で富をたくわえ,守護大名中最大の勢力を誇ったた…
斯波義将 しばよしまさ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1350〜1410室町初期の武将高経の4男。1379年細川頼之 (よりゆき) を退けて管領となって以来,将軍足利義満・義持の側近として幕政にあたり,幕府の…
定忠 (じょうちゅう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 南北朝-室町時代の僧。柳原(日野)忠光の子。真言宗。泉涌寺(せんにゅうじ)安楽光院の実済の法をつぐ。明徳5年(1394)醍醐寺(だいごじ)座主(ざす…
吉良俊氏 (きら-としうじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 南北朝-室町時代の武将。吉良満貞(みつさだ)の子。三河(愛知県)西条吉良氏。左兵衛佐(さひょうえのすけ)。父の跡をついで室町幕府の引付頭人と…
ろくおう‐いん〔ロクワウヰン〕【鹿王院】
- デジタル大辞泉
- 京都市右京区にある臨済宗天竜寺派の寺。山号は、覚雄山。天授6=康暦2年(1380)足利義満が春屋妙葩しゅんおくみょうはを開山として創建。初めは宝…
足利義持【あしかがよしもち】
- 百科事典マイペディア
- 室町幕府4代将軍。足利義満の子。1394年義満の権力下で将軍に就任するが,異母弟義嗣(よしつぐ)への義満の偏愛で一時地位が危ぶまれた。義満の死後…
北山殿 きたやまどの
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 京都北山(現,京都市北区金閣寺町)にあった足利義満の邸宅。もとは1224年(元仁元)西園寺公経が造営した山荘で西園寺家の所有。1394年(応永元)12月,…
法尊 (ほうそん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1397*-1418 室町時代の僧。応永3年12月30日生まれ。足利義満の子。真言宗仁和(にんな)寺にはいり,応永20年永助入道親王より灌頂(かんじょう)をうけ…
春屋妙葩 しゅんおくみょうは
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1311〜88南北朝時代の臨済宗の僧甲斐の人。夢窓疎石の弟子で,政治的手腕に富み,足利義満の信任が厚かった。天竜寺・南禅寺の住持となったが管領細…
むきょく‐しげん【無極志玄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鎌倉末期・南北朝時代の臨済宗の僧。慈済門派の祖。勅諡は仏慈禅師。四辻宮尊雅王の子。足利義満の叔父。東寺で密教を学び、のち東福寺の…
後亀山天皇 ごかめやまてんのう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- ?〜1424南北朝時代,南朝最後の天皇(在位1383〜92)後村上天皇の皇子。1392年将軍足利義満の和議に応じ,南朝の正統性の承認,両統迭立 (てつりつ)…
北山文化【きたやまぶんか】
- 百科事典マイペディア
- 足利義満時代の文化。義満の京都北山山荘(鹿苑寺はその一部)に代表されるところからこの名がある。広義には室町時代前期の文化をさす。伝統的公家…
めいとく【明徳】 の 乱((らん))
- 精選版 日本国語大辞典
- 明徳二年(一三九一)、山名氏清・満幸らが、室町幕府に対して起こした反乱。一一か国の守護職をもつ有力大名山名氏の勢力を恐れた足利義満が、山名…
飯尾兼行 (いのお-かねゆき)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1414 室町時代の幕府官僚。三善(みよし)康信の子孫。奉行人として幕政に参加。東寺の別奉行も兼務した。応永14年将軍足利義満(よしみつ)の不興を…
祖阿 そあ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 室町時代の僧。室町幕府第3代将軍足利義満は,幕府財政窮乏を打開するため,博多商人肥富 (こいとみ) の献議を入れて応永8 (1401) 年第1回の遣明船を…
とかえり【十返】 の 花((はな))
- 精選版 日本国語大辞典
- 千年を経て松に咲く花。転じて、松の花。また、長い年月を祝うことばとして用いる。とかえりばな。《 季語・春 》[初出の実例]「松が枝にかかるより…
ぜんりんこくほうき【善隣国宝記】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町前期の外交史書。三巻。瑞渓周鳳著。文明二年(一四七〇)成立。後人による増補部分もある。上代から室町時代に至る間の中国・朝鮮との外交史と…
細川氏 ほそかわし
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 南北朝〜室町時代の有力な守護大名。室町幕府の三管領家の一つ足利氏の一支族。足利義季 (よしすえ) が三河国八名郡細川郷に住み姓とした。足利尊氏…
琳阿弥 (りんあみ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 南北朝-室町時代の連歌師,曲舞(くせまい)作者。足利義満につかえ,東寺と幕府の仲介役などもはたす。曲舞の作品に「東国下(くだり)」「西国下」…
三淵光行 (みつぶち-みつゆき)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1571-1623 江戸時代前期の武士。元亀(げんき)2年生まれ。足利家庶流で,祖は足利義満の子持清。元亀4年父藤英が織田信長に敗れて自害後,叔父の細川…
朴惇之 (ぼく-とんし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 高麗-朝鮮王朝の官僚。秘書官,判殿中寺事などを歴任し,明(みん)(中国)への使節もつとめた。応永4年(1397)大内義弘が僧永範らを派遣し倭寇(わこ…