百石 ももいし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 青森県南東部,おいらせ町東部の旧町域。太平洋に面する。奥入瀬川の河口に位置する。 1929年町制。 2006年下田町と合体して,おいらせ町となった。…
石衣 いしごろも
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 和菓子の半生菓子の代表。小豆の中割あんに砂糖の衣を掛けて繭玉や碁石の形に整えたもの。
石匙 いしさじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 石匕とも書く。縄文時代の石器の一種。動物の皮剥用ではないかとの説により,別名皮剥ともいう。細長いものと横型の二等辺三角形に近い形のものとが…
ブランネル石 ぶらんねるせき brannerite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ウランの鉱石鉱物の一つ。1920年原産地アメリカのアイダホ州ケリー・ガルチKelly Gulchから採集されたときは、野外では閃ウラン鉱(せんうらんこう)と…
プレトゥル石 ぷれとぅるせき pretulite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1998年ベルンハルトFranz Bernhardらによって、東オーストリアのプレトゥル山PretulalpeのヘルコーゲルHöllkogelに露出する天藍(てんらん)石―雲母(う…
みょうばん‐せき(ミャウバン‥)【明礬石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 カリウム・アルミニウムの含水硫酸塩鉱物。無色あるいは淡色で半透明、ガラス光沢がある。六方晶系。熱水変質作用を受けた火山岩中に板状…
めい‐せき【名石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 由緒のある石。有名な石。[初出の実例]「Abacus〈略〉meixeqi(メイセキ) ニテ キリタル イシノ コシカケ」(出典:羅葡日辞書(1595))
めおと‐いし(めをと‥)【夫婦石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 二つ並んだ石に関して、男女が化して石になったなどの伝説。また、その石。[初出の実例]「妻ならばかうこそあらめかたがたと契りも朽ぬめ…
いわ‐しみず(いはしみづ)【石清水・岩清水】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 岩の間からわき出るきれいな水。《 季語・夏 》[初出の実例]「あふさかのせきに流るるいはし水いはで心におもひこそすれ〈よみ人し…
いんない‐いし(ヰンナイ‥)【院内石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 秋田県南部の院内で採取される石。石英粗面岩質凝灰岩で白色。土木、下水溝材石となる。
えびす‐いし【夷石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 毎年漁期始めに、目隠しした若者が海底から拾い上げてくる石。これをえびす神としてまつる例が、鹿児島県や徳島県の漁村にある。
いし‐いも【石芋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① かたくて食べられない芋。その由来を説明する伝説は、全国に広く分布している。多くは弘法伝説に結びつき、旅の大師が芋を乞うたが石芋…
いし‐くしろ【石釧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 古墳時代の石でつくった腕輪状のもの。内径五~六センチメートルの環状で、碧玉(へきぎょく)製、滑石(かっせき)製などがある。芋貝(いも…
いし‐くらい(‥くらひ)【石喰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 魚「よしのぼり(葦登)」の異名。[初出の実例]「金魚の中の石くらひも又一興也」(出典:洒落本・浪花色八卦(1757)桐薹卦)
コルンブ石 こるんぶせき columbite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鉄コルンブ石のかつての名称。現在は同類の相をまとめた系列名をさす。[編集部][参照項目] | 鉄コルンブ石
コーク石 こーくせき corkite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鉛(Pb)と三価の鉄(Fe3+)の含水硫酸塩リン酸塩鉱物。この種の複陰イオン鉱物は原子配列は明礬(みょうばん)石構造であるが、リン酸塩・ヒ酸塩・バ…
コース石 こーすせき coesite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 二酸化ケイ素の高圧相の鉱物。コーサイトともいう。鱗珪石(りんけいせき)、スティショバイト、石英と同質異像関係にある。つねに、数マイクロメート…
砂金石 さきんせき aventurine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石英の一種。内部に雲母(うんも)や赤鉄鉱のようなきらきら輝く細かい鱗片(りんぺん)状結晶を多数含み、一見、砂金を含んでいるようにみえるところか…
鮭石 さけいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 秋田県下の由利本荘(ゆりほんじょう)市、湯沢市、北秋田市などから点々と発見される魚を線刻した石。魚形文刻石ともいう。安山岩に類した石に比較的…
須賀川石 すかがわいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 福島県須賀川市一帯で採石される、新生代新第三紀の安山岩あるいは同質の凝灰岩の石材名。灰色ないし淡紫色を呈し、白河石と並んで古くから知られた…
石細胞 せきさいぼう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物体における厚壁細胞の一種。石細胞は各方向の直径がほぼ等しい多面体状で、細胞壁が木化して極端に肥厚し、堅い。肥厚が著しいために細胞内空所…
石帯 せきたい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 公家(くげ)の正装である束帯や準正装の布袴(ほうこ)に用いられる玉、石、角(つの)などの飾りをつけた革帯(かわおび)。訓読して「いしのおび」ともい…
石貨 せっか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ミクロネシア、ヤップ島における交換用貴重品。この島では、儀礼的に貴重品を交換することを通じて、社会関係が維持される。この働きをするのが石貨…
タンタル石 たんたるせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →鉄タンタル石
テフロ石 てふろせき tephroite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 橄欖石(かんらんせき)グループの鉱物の一つで、マンガン橄欖石ともいう。普通、粒状ないし塊状で、ごくまれに短柱状結晶がみられる。空気中で容易に…
テルル石 てるるせき tellurite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 二酸化テルルの鉱物。パラテルル石paratellurite(化学式TeO2)とは同質異像関係にあるが、安定領域については明らかになっていない。自形はc軸方向…
デスティネツ石 ですてぃねつせき destinezite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 第二鉄の含水塩基性硫酸塩リン酸塩鉱物。デスティネツ石とほぼ同組成の非晶質物質がディアドキー石diadochiteという名称で独立鉱物として取り扱われ…
電気石 でんきせき tourmaline
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 電気石グループ鉱物の総称。トルマリンともいう。加熱あるいは加圧により、結晶の両端がプラスとマイナスに帯電することから電気石の名がある。一般…
トルコ石 とるこいし turquoise
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 美しい淡緑青色を呈し、飾り石となる銅の含水リン酸塩鉱物の一つ。トルコ玉ともいう。多くは地表の風化によって泥岩中に二次的につくられ、ときに銅…
石合戦 いしがっせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石を投げ合って勝敗を競う遊戯。昔は本当の戦争にも石を用いた。印地打(いんじう)ちともいい、昔は石合戦を得意とした軍勢を印地とよんだといわれる…
石錐 いしきり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 剥片(はくへん)石器の一種。黒曜石、石英などのガラス質の硬質な岩石の性質を巧みに利用し、打ち欠き、押圧(おうあつ)剥離などによって細かく加工し…
石釧 いしくしろ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石製腕輪の意。ただし、一般に石釧の語は、日本の古墳時代に碧玉(へきぎょく)や緑色凝灰岩などの石材をろくろを使って正円形に加工してつくった腕輪…
石焼き いしやき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石を熱して熱源とする料理法。各地に石焼きの郷土料理があるが、名称は同じでも内容は違う。原始的な料理法で、野趣がある。岐阜県の長良(ながら)川…
稲田石 いなだいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 茨城県笠間(かさま)市稲田地方に産する黒雲母花崗岩(くろうんもかこうがん)の石材。稲田御影(みかげ)あるいは白御影ともいわれる。石英、カリ長石、…
エットリンゲン石 えっとりんげんせき ettringite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルシウム(Ca)とアルミニウム(Al)の含水硫酸塩鉱物。エトリング石、エトリンガイトともいう。ドイツのライン地方マイエンMayen近郊エットリンゲ…
要石 かなめいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地震を抑えると称される石。これを称する石は各地の神社にみられる。なかでも、茨城県鹿嶋(かしま)市の鹿島神宮の境内にあるものが著名である。直径2…
貨幣石 かへいせき Nummulites
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大形有孔虫(高等有孔虫)の一グループ。ヌムリテスともいう。殻(から)の外形、大きさが貨幣(コイン、ラテン語の鋳貨numismaに由来する)に似ること…
カルノー石 かるのーせき carnotite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 堆積(たいせき)型ウラン鉱床中に産する重要なウランの鉱石鉱物。砂岩中の炭質物質の周りに濃集して生成され、既存の初生ウラン鉱物とバナジウムを主…
菊石 きくいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アンモナイト
斑石 まだらいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →竹葉石
逸見石 へんみいし henmilite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ホウ酸塩鉱物の一つ。1986年(昭和61)中井泉(いずみ)(1953― )らによって報告された新鉱物。岡山県備中(びっちゅう)町(現、高梁(たかはし)市備中…
ベイルドン石 べいるどんせき bayldonite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 銅(Cu)および鉛(Pb)の含水ヒ酸塩鉱物。1921年の発見当初は幅広いCu-Pb相互置換が行われる例の一つとしてあげられていたが、これが誤りであること…
離石 りせき / リーシー
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、山西(さんせい)省西部の呂梁(ろりょう)市に属する市轄区。人口27万7000(2014)。呂梁山脈の西は交通不便ではあるが、黄河(こうが)の支流、三…
ビアンキ石 びあんきせき bianchite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 亜鉛の含水硫酸塩鉱物の一つ。六水化物。ヘキサハイドライトhexahydrite(化学式Mg[SO4]・6H2O)系鉱物の一つ。自形は合成物についてb軸方向に伸びた…
フェナク石 ふぇなくせき phenakite phenacite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベリリウムを含むもっとも単純なネソ珪(けい)酸塩鉱物。フェナス石ともいう。低い三方複錐(ふくすい)状結晶をなすほか、柱状あるいは針状で、ときに…
モンモリロン石 もんもりろんせき montmorillonite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 粘土鉱物の一つでスメクタイトのグループに属する。吸水しやすくコロイド状になり、もとの体積の数倍にも膨張する。主成分のうちカルシウムやナトリ…
日長石 にっちょうせき sunstone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- サンストーンともいう。灰曹長石の結晶内部に微細な赤鉄鉱の葉片状結晶が一定の方向に無数に配列しているため、赤褐色の強い輝きが現れる。これを日…
ろう石 ろうせき agalmatolite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 葉(よう)ろう石を主成分とするろうのような脂肪感をもった石。絹雲母(きぬうんも)やカオリンを主成分とする同様な外観をもつものに対しても使われる…
たたきいし【叩き石】
- 改訂新版 世界大百科事典
じせき【耳石】
- 改訂新版 世界大百科事典