【氈裘】せんきゆう(きう)
- 普及版 字通
- 毛氈と皮裘。〔戦国策、趙二〕大王に能く臣に聽かば、燕は必ず氈裘狗馬の地を致し、齊は必ず隅漁鹽の地を致し、楚は必ず橘柚雲(うんぼう)の地を致し…
【鮮少】せんしよう(せう)
- 普及版 字通
- 少ない。唐・韓〔李愿の盤谷に帰るを送る序〕太行の陽(みなみ)に盤谷り。盤谷の、泉甘く土肥ゆ。木し、居民鮮少なり。或いは曰ふ、是の谷や、宅幽に…
【貶】へんざん
- 普及版 字通
- 官位をさげ、遠方へ移す。唐・韓〔赦を賀する表〕臣、(さき)に事を論ずるに因り、譴(つみ)を隅に得たり。旋(かへ)つて奬に沐し、罪を山郡に待つ。未…
【手】れいしゆ
- 普及版 字通
- 手をねじる。唐・韓〔窮を送る文〕手をれば羹(あつもの)を(くつが)へし、喉を轉ずれば(き)(忌違)に觸(ふ)る。そ吾が面目をしてむべく、語言をして…
【有名】ゆう(いう)めい
- 普及版 字通
- 著名。また、名だけある。〔国語、晋語八〕叔向(しゆくしやう)、韓宣子を見る。宣子、を憂ふ。叔向之れを賀す。宣子曰く、吾(われ)の名るも、の實(…
【列星】れつせい
- 普及版 字通
- 星。列宿。宋・軾〔潮州韓文公碑〕其の生まるるや、自(よ)りて來(きた)るり。其のくや、爲すり。故に申呂(しんりよ)(姜姓の国)、嶽(嵩嶽の嶽神伯…
陳子昂【ちんすごう】
- 百科事典マイペディア
- 中国,唐代の詩人。四川省の人。字は伯玉。富家の生れで18歳まで書を知らず,悔いて勉学した。南朝時代からの軟弱な詩風を退け,漢魏の気骨ある詩を…
小美田隆美 (おみだ-たかよし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1852-1925 明治-大正時代の国家主義者。嘉永(かえい)5年生まれ。剣道にすぐれ,渡辺昇と明治28年大日本武徳会を創立。伊藤博文,木戸孝允(たかよし)…
閔泳煥 (ミン-ヨンファン)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1861-1905 朝鮮王朝の政治家。哲宗12年生まれ。閔妃(ミンビ)の甥(おい)。駐米大使,軍部大臣,内部大臣などを歴任。1905年(明治38)第2次日韓協約(韓…
玄蕃寮 げんばりょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 律令制のもとで治部省に属し仏寺や僧尼の名籍,唐や三韓などの外国人の接待などを司った役所。『和名抄』には「法師客人 (まらうと) の司」と記され…
もう‐しん(マウ‥)【盲進】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あと先を考えずにひたすら進むこと。わけもわからずに進むこと。[初出の実例]「盲進は勿論避くべきことなれども、思慮を廻らし眼を開いて…
おん‐こ【恩顧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 目上の者が目下の者に情けをかけること。また、目下の者が目上の者から目をかけられていること。めぐみ。ひいき。〔色葉字類抄(1177‐81…
き‐れつ【亀裂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 亀の甲の模様のようにひびが生じること。また、その裂け目。比喩的にも用いる。ひびわれ。[初出の実例]「薄氷は亀烈(キレツ)し居れり」(…
しし【子思】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、春秋戦国時代の魯の儒者。孔子の孫。名は伋。子思は字(あざな)。天地の理法を説いて、倫理の基準を示した。唐の韓愈らにより、曾子・孟子と並…
しょうこうはつ【衝口発】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸後期の史論。一巻。藤原貞幹の著。天明元年(一七八一)刊。初めに紀元の六〇〇年延長を説き、以下、皇統・言語など一五項にわたり、日本古代史…
ぶっ‐とおし(‥とほし)【打通】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ぶっとおすこと。② ぶちぬくこと。端から端までさえぎるものがないこと。[初出の実例]「二階は打(ブ)っ通(トホ)しの大広間で」(出典:行…
【高鳥】こうちよう(かうてう)
- 普及版 字通
- 空高く飛ぶ鳥。〔史記、淮陰侯伝〕(韓)信をし、後車に載せしむ。信曰く、果して人の言の(ごと)し。狡死して良狗亨(に)られ、高鳥盡きて良弓せられ…
【獄】ごくげん
- 普及版 字通
- 裁判の評議。〔韓詩外伝、三〕三軍大敗するも誅すべからざるなり。獄治まらざるも刑すべからざるなり。上、之れがへを陳(の)べて先づ之れにせば、則…
【毫端】ごう(がう)たん
- 普及版 字通
- 筆の先。毛の先。微細なところ。唐・韓〔雑詩〕獨り無言子を(たづさ)へ 共に崑崙(こんろん)の(いただき)に升(のぼ)る 長風襟裾(きんきよ)を飄(ひる…
【酒悲】しゆひ
- 普及版 字通
- 泣き上戸。酔い泣き。〔五代史、前蜀、王衍世家〕亭を作り、狎客・人と、日夜其の中に飮す。嘗(かつ)て九日を以て宣に宴す。嘉王・宗壽、稷(しやしよ…
【毛髪】もう(まう)はつ
- 普及版 字通
- 髪の毛。極めて軽微なもの。唐・韓〔柳子厚(宗元)墓誌銘〕一旦小利の、かに毛髮の比の如きに臨めば、反眼して相ひらざる(ごと)く、陷穽につとも、…
杉村濬 (すぎむら-ふかし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1848-1906 明治時代の外交官。弘化(こうか)5年2月16日生まれ。明治13年外務省にはいる。京城公使館書記官となり,28年閔妃(ミンビ)暗殺事件にかかわ…
大石保 (おおいし-たもつ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1868-1924 明治-大正時代の実業家。慶応4年1月4日生まれ。牧師から転じて実業界にはいり,韓海漁業,海王漁業を創立。人造麻布の製造に成功して特許…
西島城山 (にしじま-じょうざん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1806-1880 江戸後期-明治時代の儒者。文化3年生まれ。江戸の人。西島蘭渓(らんけい)にまなび,のちその養子となり,家学をつぐ。漢詩をよくした。明…
コニキシ【王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古代朝鮮語で、「コニ」は大の意、「キシ」は君の意か )① 古代朝鮮の、三韓の王。コンキシ。コキシ。[初出の実例]「是の時に百済の王(…
でん‐どう(‥ダウ)【伝道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 道理を伝え授けること。〔韓愈‐師説〕② 教義を伝えひろめること。特にキリスト教では、イエス‐キリストの福音を、未知未信の人びとに、…
ど‐ぞく【土俗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その土地の民。土着の住民。土民。また、その土地の風俗・習慣。土地のならわし。民俗。[初出の実例]「六位用二北豹皮一 土俗云阿多羅」(…
【田】でんそう
- 普及版 字通
- 老農。田舎爺。〔後漢書、逸民、韓康伝〕桓~安車を以て之れを聘す。~自ら柴車(さいしや)に乘り、亭に至る。亭長~康の柴車幅巾を見るにび、以て田…
神谷 卓男 カミヤ タクオ
- 新訂 政治家人名事典 明治~昭和
- 肩書衆院議員 生年月日明治4年12月 出身地京都府与謝郡宮津町 学歴京都同志社卒 経歴米国留学を経て韓国政府財務官、道書記官、明治43年日韓合併後…
えとう‐しんぺい【江藤新平】
- 精選版 日本国語大辞典
- 政治家。佐賀藩出身。尊王攘夷運動に参加。維新後、司法卿として司法制度の確立に努める。参議となり、西郷隆盛らと征韓論を唱えたが、敗れて辞職し…
かん‐か【感荷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 心に深く感じること。感銘。また、恩を深く心に感じること。感佩(かんぱい)。〔色葉字類抄(1177‐81)〕[初出の実例]「依尋取見レ之、実…
さいずる‐や(さひづる‥)【囀や】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 わかりにくい外国人のことばを鳥のさえずりなどに見たてて、鳥のさえずるようなの意で、「から(唐・韓)」にかかる。さいずらう。[初出の実例]「…
ことやまと‐の‐うじ(‥うぢ)【別倭種】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「書紀」の挙例の「別倭種」を、続けて「ことやまとのうじ」と誤って訓んだもの ) =やまとのうじ(倭種)[初出の実例]「別倭種(コトヤ…
ぶんしょうきはん(ブンシャウ‥)【文章軌範】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国の総集。七巻。南宋の謝枋得撰。科挙受験者が模範とすべき唐宋の名文を中心に選び、圏点・評注を加えたもの。韓愈(かんゆ)・柳宗元・欧陽脩・蘇…
にっ‐しゃ【日車】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 太陽のこと。日輪。じっしゃ。[初出の実例]「流澄忽見二日車影一、沙徹方諳二星駕心一」(出典:類聚句題抄(11C中)池清知雨晴〈紀斉…
はい‐じょう(‥ジャウ)【背上】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① せなかの上。[初出の実例]「黒牛背上白毛点。古賢験レ之遂得レ偸」(出典:本朝文粋(1060頃)一・無尾牛歌〈源順〉)[その他の文献]〔韓…
周【ぼう】【しゅうぼう】
- 百科事典マイペディア
- 中国,唐代の画家。生没年不詳。字は仲朗(一説に景玄)。長安の人。初め張萱(ちょうけん)の画風を学び,貴族遊楽の有様をはなやかな色彩で描き,美…
【披抉】ひけつ
- 普及版 字通
- かきわける。宋・軾〔復(ま)た放魚の韻に次す~〕詩 長(ちやうき)す、韓子()隘(あい)且つ陋 一す鯨鯢(げいげい)、何(いづく)んぞ膾(なます)とす…
き‐よ【寄与】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 寄贈すること。あたえること。〔文明本節用集(室町中)〕② 世のため、人のために力を尽くすこと。貢献すること。[初出の実例]「東亜の…
こうきん【紅巾】 の 乱((らん))
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、元代末期、白蓮教、彌勒教などの秘密宗教結社によって起こされた大農民反乱。紅色の頭巾をまとったところから名付けられた。一三五一年、韓山…
かん‐げん【甘言】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相手の気に入りそうなうまい言葉。相手の気分をよくさせて取り入るための言葉。甘辞。甘語。⇔苦言。[初出の実例]「苦言薬也 甘言(カンゲ…
ぶん‐しゅう(‥シフ)【文集】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ぶんじゅう」とも ) 詩や文章を集めしるした書物。[初出の実例]「書院には、義之が草書の偈、韓愈が文集(ブンシウ)」(出典:太平記(…
ふん‐ぷん【紛紛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙① 物事が入り交じって乱れるさま。[初出の実例]「郷関何処在、客思転紛々」(出典:凌雲集(814)渉信濃坂〈坂上今継〉)「…
【】くく
- 普及版 字通
- 大言する。また、へつらい笑う。唐・韓〔柳子厚墓誌銘〕今夫(そ)れ居里に相ひし、酒游戲、相ひ(ちやうちく)し、として強ひて笑語し、以て下ることを…
東夷【とうい】
- 百科事典マイペディア
- 中国古代,今の河南省を中心に文明を築いた漢民族が東方の異民族を呼んだ蔑称。満州,朝鮮,日本などの各種の民族がこの名で呼ばれた。正史では3世…
強弩の末
- 故事成語を知る辞典
- 初めは強かったものが、衰えて力を失うことのたとえ。 [使用例] 雨はまだぽつぽつ落ちていたけれども、空にはところどころ青いのが見えて、強弩の末…
武田 範之 タケダ ハンシ
- 20世紀日本人名事典
- 明治期の僧侶,大陸浪人 顕聖寺(曹洞宗)住職。 生年文久3年11月23日(1864年) 没年明治44(1911)年6月23日 出生地筑後国(福岡県) 旧姓(旧名)沢 別名幼…
チョ・ソクレ 趙 錫来 Cho Suck-rai
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書実業家 元暁星グループ会長,元韓日経済協会会長国籍韓国生年月日1935年11月19日出生地朝鮮・慶尚南道咸安(韓国)学歴早稲田大学理工学部応…
台湾出兵【たいわんしゅっぺい】
- 百科事典マイペディア
- 征台の役とも。1871年台湾先住民が琉球島民を殺害したことや1873年岡山県の船員が略奪されたことを理由に,1874年日本が台湾に出兵した事件。征韓論…
倭王武
- 朝日日本歴史人物事典
- 生年:生没年不詳 『宋書』にみえる5世紀後半の倭王。倭王済の子で倭王興の弟。武は雄略天皇の諱の大泊瀬幼武を1字で表記したもので,雄略天皇に比定…