異形仮像
- 岩石学辞典
- 同じ化学成分をもつ物質の異なった形態.鉱物の多形仮像(paramorph)と同じ.仮像(pseudomorph)および多形(polymorph)を参照のこと.ギリシャ語…
加水分解
- 岩石学辞典
- 水溶液中で塩の成分イオンが水と反応して,それを構成する酸または塩基に分解する作用[長倉ほか : 1998,片山ほか : 1970].風化作用によって水酸…
アファナイド
- 岩石学辞典
- 肉眼的に成分を決めることができない組成を含む岩石の一般的な野外名.これらは非斑状アファナイド(aphanide)と斑状アファナイドに区別される[Joh…
タマネギ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 中央アジア原産のユリ科ネギ属の野菜です。わが国では、明治時代以降に北海道と関西地方で本格的に栽培されるようになり、全国的に…
ニンニク
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 ニンニクはユリ科のネギ属で、わが国には中国から平安時代以前に渡来したと考えられています。 代表的な品種はホワイト六片種で…
ガスクロマトグラフィー がすくろまとぐらふぃー gas chromatography
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 移動相が気体のクロマトグラフィーをいい、固定相が固体か液体かによってそれぞれを気‐固クロマトグラフィー、気‐液クロマトグラフィーとよんで区別…
脱水シート【だっすいシート】
- 百科事典マイペディア
- 浸透圧の原理を応用して間にはさんだ食品の水分を抜くシート。水分を通すポリビニルアルコールフィルム2枚の間に,浸透圧を強く働かせる水あめ成分…
堆肥 たいひ compost
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 堆積腐熟あるいは積肥ともいう。わら,落葉,野草,藻類などを積んで腐らせた自給肥料。材料に窒素をわずかしか含まないので,石灰窒素,石灰,硫安…
反応速度 ハンノウソクド reaction rate, reaction velocity
- 化学辞典 第2版
- 化学反応の進行する速さ.一つの化学反応式で表示されるような反応では,反応原系のいずれか一つの成分の単位時間当たりの減少量,あるいは生成物質…
にょうろけっせき【尿路結石】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈尿の成分が結晶をつくり、しだいに大きくなる〉 尿路結石(にょうろけっせき)とは尿の通り道にできた結石の総称で、できる場…
ディパイア化作用
- 岩石学辞典
- 気成作用やそれと関連する活動によって,岩石中の長石の部分がディパイア(dipyre)で置換される作用[Lacroix : 1890].ディパィアはスカポライト…
アルマンダイン角閃岩相
- 岩石学辞典
- エスコラの角閃岩相の一部に相当する変成相で,広域変成作用の特性をもっている.この相が塩基性岩石の場合の特徴は角閃石で,少なくとも15%のAn成…
葉酸
- 毛髪用語集
- 脳の栄養とも言われ、脳や脊髄の先天異常を予防するため、妊娠可能年齢の女性に特に必要と言われている成分。単独での摂取より、ビタミンB12、ビオチ…
リノール酸
- 毛髪用語集
- 不飽和脂肪酸の1つでコレステロールを下げる効果がある成分。血管を拡げる作用もあるため、血流がスムーズになり、より毛根に栄養分が行き渡る。大豆…
がま【蝦蟇】 の 油((あぶら))
- 精選版 日本国語大辞典
- ヒキガエルから採集される分泌液。成分はブフォニンで、強心興奮作用があり、薬用に供する。膏剤は、ひび、あかぎれ、外傷などの治療に使用され、江…
けっ‐しょう(‥シャウ)【血漿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生体の血液の液状成分。人では、ふつう淡黄色で、水分、たんぱく質のほか脂質、無機塩類、糖質などからなる。細胞の浸透圧や水素イオンを…
あられ石(データノート) あられいしでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- あられ石英名aragonite化学式CaCO3少量成分Sr,Ba,Pb結晶系斜方(直方)硬度3.5~4比重2.94色無,白,淡褐光沢ガラス条痕白劈開一方向に明瞭(「劈開…
芋子石(データノート) いもごせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芋子石英名imogolite化学式Al2SiO3(OH)4少量成分―結晶系不明。きわめて低結晶度硬度2~3比重2.7色黄~褐光沢土状条痕白~淡黄劈開不明(「劈開」の項…
青鉛鉱(データノート) せいえんこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 青鉛鉱英名linarite化学式CuPb[(OH)2|SO4]少量成分Zn,Se結晶系単斜硬度2.5比重5.33色藍青光沢亜金剛条痕淡青劈開一方向に完全(「劈開」の項目を参照…
濃紅銀鉱(データノート) のうこうぎんこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 濃紅銀鉱英名pyrargyrite化学式Ag3[SbS3]少量成分As,Se結晶系三方硬度2.5比重5.86色深赤光沢亜金属~金剛条痕暗赤劈開三方向に明瞭(「劈開」の項…
ファイトクネヒト鉱(データノート) ふぁいとくねひとこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ファイトクネヒト鉱英名feitknechtite化学式β-MnOOH少量成分Fe3+,過剰のH2O結晶系三方硬度未測定。極低比重3.25色褐黒光沢鈍い条痕褐劈開一方向に完…
毛鉱(データノート) もうこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 毛鉱英名jamesonite化学式Pb4FeSb6S14少量成分Mn,Ag,Bi,Cl結晶系単斜硬度2.5比重5.76色灰黒光沢金属条痕灰黒劈開一方向に良好(「劈開」の項目を参照…
沈殿 (ちんでん) precipitation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 一般には液体中の微小固体が液底に沈積すること。化学上は,溶液中で化学変化が起きて生じる生成物,または溶液が飽和に達することによって,その溶…
共析 きょうせき eutectoid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 均質な固溶体が温度低下により2種の固相成分に分解する現象。共晶とよく似た過程をとるので状態図では同じような形になる。しかし共析は固体内の反応…
苦土クロム鉱 くどくろむこう magnesiochromite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スピネル族鉱物の一つでクロム(Cr)の鉱石鉱物。超塩基性岩中に塊状ないし層状の集合をなし、また分散して少量副成分をなす。一部のキンバレー岩、…
石油コークス せきゆこーくす petroleum coke
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石油の減圧または常圧蒸留残油を各種のコーキング法により490~640℃で熱分解すると、ナフサ、軽油などとともに得られるコークス。このようにして得ら…
リン(燐)灰石 (りんかいせき) apatite
- 改訂新版 世界大百科事典
- リン酸塩鉱物の代表的なものの一つ。化学成分はCa5(PO4)3(F,Cl,OH)。Caの一部がPbに,Pの一部がSi,Asに置換されることがある。またF,Cl,OH…
ナメコ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 茶褐色のかさをもち、ヌメリがあることから「ナメコ」の名がつきました。天然のものは、晩秋から冬にかけて、広葉…
かがく‐ぎたい〔クワガク‐〕【化学擬態】
- デジタル大辞泉
- フェロモンなどの化学物質やにおい成分を出すことによって、他の生物に擬態したり、捕食者や天敵から身を守ったりすること。視覚や聴覚に頼らない生…
分域累帯構造
- 岩石学辞典
- 結晶の成長に際して特定方向の結晶面によって成分や不純物などの吸着が異なる場合に,結晶の領域ごとに組成が異なり分域に分かれた累帯構造が作られ…
緑黄色野菜
- 栄養・生化学辞典
- 葉や茎などの色が濃く,ビタミン,ミネラルなどの栄養素を比較的多く含む野菜.四訂日本食品標準成分表では,カロテンを600μg/100g以上含むものを…
リグニン(lignin)
- デジタル大辞泉
- 植物中にセルロースなどと結合して存在する高分子化合物。細胞壁に堆積たいせきして木質化を起こし、植物体を強固にする。木材では20~30パーセント…
生野鉱(データノート) いくのこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生野鉱英名ikunolite化学式Bi4(S,Se)3(S>Se)少量成分Pb,Ag,Te,Sb結晶系三方硬度~2比重7.97色鉛灰光沢金属条痕暗灰劈開一方向に完全(「劈開」の…
磁赤鉄鉱(データノート) じせきてっこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 磁赤鉄鉱英名maghemite化学式γ-Fe2O3少量成分Mg,Mn,Al,Ti,Si結晶系等軸・正方硬度~5比重4.86色黒光沢金属条痕黒劈開無(「劈開」の項目を参照)その…
カムポーグ石(データノート) かむぽーぐせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カムポーグ石英名kamphaugite-(Y)化学式CaY[OH|(CO3)2]・H2O少量成分Nd,Sm,Gd,Dy,Er,Yb結晶系正方硬度2~3比重3.11色白~無色光沢ガラス条痕白劈開無…
蚊取り線香
- 知恵蔵mini
- 主に蚊を駆除する線香式の殺虫剤のこと。有効成分は、キク科の植物・除虫菊に含まれるピレトリンや類似成分を化学合成したピレスロイド。1890年、世…
溶媒 (ようばい) solvent
- 改訂新版 世界大百科事典
- 溶体をつくる媒体,すなわち溶質を溶かすのに用いる成分を溶媒という。液体と,固体または気体とからなる溶液では,液体成分を溶媒という。液体と液…
エムエス‐コンチン【MSコンチン】
- デジタル大辞泉
- 《MS contin》硫酸モルヒネ徐放剤。モルヒネを主成分とする内服用の鎮痛剤。1日2回の服用で、癌がんなどの強い痛みを確実に和らげることができる。
しょくぶつ‐せんい〔‐センヰ〕【植物繊維】
- デジタル大辞泉
- 植物から得られる繊維の総称。主成分はセルロース。綿などの種子毛繊維、ミツマタ・コウゾなどの靭皮じんぴ繊維、マニラ麻などの葉繊維、木材繊維な…
リチア‐うんも【リチア雲母】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( リチアは[ドイツ語] Lithia ) リチウムを主成分の一つとする白雲母の一種。リチウムの主要鉱石。〔稿本化学語彙(1900)〕
リン脂質
- 栄養・生化学辞典
- ホスホリピドともいう.リン酸エステル,ホスホン酸エステルを含む脂質の総称.多くはホスファチジン酸をもつ.例えばホスファチジルコリンなどが…
ソーヴ岩
- 岩石学辞典
- 70%以上が方解石からなるカーボナタイトの岩脈状岩石[Brögger : 1921].副成分には黒雲母,燐灰石,不透明鉱物を含む.エッカーマンはソーヴ…
どく‐きのこ【毒茸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人体に有毒な成分を持つキノコ。食べると中毒を起こす。日本ではテングタケ、ベニテングタケ、タマゴテングタケ、ドクツルタケ、ツキヨタ…
たん‐せき【胆石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 胆汁の成分によって、胆嚢(たんのう)または輸胆管に生ずる結石。ビリルビン結石とコレステリン結石がその主なものである。胆汁の鬱滞、炎…
よう‐ぶん(ヤウ‥)【養分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生物体の生長に必要な成分。栄養分。滋養分。[初出の実例]「やたら取込で腹をふくらした処が正味身に附養分(ヨウフン)は一分か二分かサ」…
開いた系 ヒライタケイ open system
- 化学辞典 第2版
- 外界との間にエネルギーの出入りのほか,物質の出入りのある系.したがって,系内の物質量,組成も変化し,系の容量的性質(内部エネルギー,エンタル…
人工肉 ジンコウニク simulated meat
- 化学辞典 第2版
- 人造肉ともいう.植物タンパク質食品の一形態.脱脂大豆の水抽出液から得られるタンパク質成分を加工・整形したもの.水産加工品,畜肉加工品,乳菓…
乾性ガス カンセイガス dry gas
- 化学辞典 第2版
- 天然ガスのうち,炭化水素成分がほとんどメタンのみのものをいう.成因的に石油と関係のない炭田ガスや水溶性ガスは乾性ガスである.これに対して,…
カイル鉱(データノート) かいるこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カイル鉱英名keilite化学式(Fe,Mg)S少量成分Mn,Ca,Cr,Ti,Cu,Ni結晶系等軸硬度未測定比重3.59~3.67色おそらく黒光沢おそらく金属条痕未記載劈開未記…
カオリナイト(データノート) かおりないとでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カオリナイト英名kaolinite化学式Al2Si2O5(OH)4少量成分Fe,Ca結晶系三斜硬度2~2.5比重2.6色白光沢真珠~土状条痕白劈開一方向に完全(「劈開」の項…