「化合物」の検索結果

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Sアデノシルメチオニン

栄養・生化学辞典
 C15H22N6O5S (mw398.44).  活性メチオニンともいう.メチオニンの硫黄原子にアデノシンが結合した形の化合物で,コリン,クレアチンなどの合成…

アミン

栄養・生化学辞典
 アンモニアの水素を炭化水素残基で置換した化合物の総称.水素一つを置換したRNH2を第一級アミン,二つ置換したR2NHを第二級アミン,三つ置換したR…

ケトステロイド

栄養・生化学辞典
 テストステロン,副腎皮質ホルモンの代謝産物で,尿中へ排泄される炭素数19の化合物.17位にカルボニル基をもつことからこのように呼ばれる.デヒ…

転移 テンイ transition

化学辞典 第2版
固体物質(単体および化合物)の集合状態が変化する現象.このとき,結晶形の変化,同素体への変化が起こる.この変化は一定圧力下では一定温度で起こ…

こっ‐かい(‥クヮイ)【骨灰】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 リン酸肥料の一つ。獣の骨から膠(にかわ)質、脂質などを採取したあとの骨を焼いて灰にしたもの。リン酸カルシウム、窒素などが主成分。肥…

えんか‐コバルト(エンクヮ‥)【塩化コバルト】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 コバルトの塩化物。二価、三価、四価が存在するが、化合物として純粋に取り出せるのは二価の塩化第一コバルトのみである。無水塩は青色、…

えん‐せき【塩析】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ある物質の水溶液に他の無機塩類を加え、溶けていた物質を析出させること。たとえば、石鹸水に多量の食塩を加えると、石鹸が析出する。一…

けっしょう‐かがく(ケッシャウクヮガク)【結晶化学】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 化学の一分科。物質の結晶構造とその組成、化学結合との関係を調べ、それらに認められる規則をまとめる学問。結晶学と化学との境界領域に…

がんすい‐たんそ【含水炭素】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 炭素、水素、酸素からなる化合物の総称。見かけ上、炭素と水が結合してできているところからいう。炭水化物の旧称。[初出の実例]「蛋白質…

ossigenato

伊和中辞典 2版
[形][過分]酸素で処理された, 酸素を添加した acqua ossigenata|過酸化水素水, オキシドール composti ossigenati|酸素化合物 bionda ossigenata…

カルバミン酸アンモニウム かるばみんさんあんもにうむ ammonium carbamate

日本大百科全書(ニッポニカ)
カルバミン酸(カルバミド酸)のアンモニウム塩と考えられる化合物。アンモニアと二酸化炭素とを乾燥状態で直接反応させると得られる。アンモニアの…

セラミック

リフォーム用語集
もとは陶磁器を、最近は耐火物・ガラス・セメント・を含む非金属や無機材料で製造過程において高温処理を受けたものの総称。近年では、シリコンのよ…

水素化【すいそか】

百科事典マイペディア
不飽和化合物に水素を付加させる反応をいう。水素を触媒(ニッケル,パラジウム,白金など)を用いて付加させる接触水素化と,亜鉛などを還元剤とす…

蛍光増白剤【けいこうぞうはくざい】

百科事典マイペディア
蛍光洗料,蛍光漂白剤とも。紫外線を吸収して青〜紫の蛍光を発する,水に可溶の無色の有機化合物。布の黄ばみが打ち消されて輝かしい白さに見える。…

エチレン系炭化水素【エチレンけいたんかすいそ】

百科事典マイペディア
アルケンまたはオレフィン系炭化水素とも。一般式C(/n)H2(/n)で表される脂肪族鎖式不飽和炭化水素。分子内に二重結合が1個あり,ハロゲン,水素など…

えんか‐カリウム〔エンクワ‐〕【塩化カリウム】

デジタル大辞泉
カリウムと塩素の化合物。無色の等軸晶系の結晶。工業的にはカーナライトなどから分別結晶で得られ、天然にはカリ岩塩(シルビン)として産し、海水…

ねぎし‐えいいち【根岸英一】

デジタル大辞泉
[1935~2021]化学者。満州の生まれ。有機化合物の合成で、リチャード=ヘックが確立したヘック反応をクロスカップリング反応に応用した根岸カップ…

多硫化ゴム たりゅうかゴム polysulfide rubber

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
主として有機ハロゲン化合物と多硫化アルカリとの縮合反応などにより得られる合成ゴム。耐油,耐溶剤,耐老化,耐オゾンなどの各性質がすぐれており…

ガスハイドレート がすはいどれーと gas hydrate

日本大百科全書(ニッポニカ)
海底の大陸斜面堆積(たいせき)物や永久凍土中に存在し、水分子のつくる籠(かご)状構造の中にガス分子を含む化合物。ガス分子がメタンである場合は、…

ウィッティヒ反応 ウィッティヒはんのう Wittig reaction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
(1) ウィッティヒ転位ともいわれる。強い塩基性試薬の作用により,エーテル類がアルコールに転位する反応。 (2) ウィッティヒ試薬 (アルキリデンホ…

マクロマー マクロマー macromer

化学辞典 第2版
重合性官能基をもつ高分子量化合物を意味し,とくにモノマー(単量体)と対比させて用いられる.具体的には末端に二重結合などを有するオリゴマーのこ…

脱金属 ダツキンゾク demetallization

化学辞典 第2版
重質油の水素化精製法の一つ.重油の水素化脱硫では,重油に微量含まれているバナジウム,ニッケルなどの有機金属化合物の水素化脱金属反応も同時に…

チオフェン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] thiophene ) 硫黄原子を含む五員環の複素環式化合物。分子式 C4H4S タール、石炭ガス中に存在。ブタンと硫黄からも合成できる。…

にりゅうか‐たんそ(ニリウクヮ‥)【二硫化炭素】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 炭素の硫化物。化学式 CS2 無色の液体。保存中分解して黄色不快臭を帯びる。引火性が強く、有毒で、消毒・殺虫作用がある。劇薬。硫黄・…

リービヒ

精選版 日本国語大辞典
( Justus Freiherr von Liebig ユストゥス=フライヘア=フォン━ ) ドイツの化学者。有機化合物の基本的研究から、その農業への応用をはかった。また、…

π結合 パイケツゴウ π bond

化学辞典 第2版
二原子分子(N2,O2,NOなど)や直線分子(アセチレンなど)の二重結合や三重結合では,結合軸の方向の角運動量成分が0,1,2,…であるような軌道に電子…

硝石 しょうせき niter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
硝酸カリウム KNO3 の鉱物名。無水和物,硬度2,比重 2.09~2.14。針状または絹糸状晶。ガラス光沢をもち,白色または半透明である。岩石や土壌の表…

アルダー

百科事典マイペディア
ドイツの有機化学者。ケーニヒスヒュッテの生れ。キール大学教授を経て1940年ケルン大学教授。師O.ディールスのもとで有機化合物の立体化学,合成法…

イソニトリル

百科事典マイペディア
イソシアン基−N=Cが炭化水素基Rに結合した有機化合物の総称。カルビラミン,イソシアン化物とも。多くは悪臭のある液体で,ニトリルR−C≡Nの異性体。…

赤色巨星【せきしょくきょせい】

百科事典マイペディア
低温の巨星。比較的古い星団や銀河の主要な構成要素で,スペクトル型でいうと,G,K,M型や炭素星(スペクトル中の炭素化合物による吸収帯がきわめて…

オキシアルデヒド おきしあるでひど Oxyaldehyd ドイツ語

日本大百科全書(ニッポニカ)
同一分子内にヒドロキシ基-OHとアルデヒド基-CHOをもつ化合物の総称。アルデヒドアルコール、ヒドロキシアルデヒドともいう。古いドイツ語名でヒドロ…

かんげん‐えん(クヮンゲン‥)【還元炎・還元焔】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ほのおの青色の内炎と淡赤色の外炎(酸化炎)との中間の層で、色のとくに明るい部分。炭素粒子、中間化合物などが含まれ、還元性をもつの…

プリン塩基 プリンエンキ purine base

化学辞典 第2版
プリン誘導体のうち,生体に関係の深い一群の塩基性化合物の総称.アデニン,グアニンなどヌクレオシドの形で核酸の塩基部分を構成しているもののほ…

チオアルデヒド チオアルデヒド thioaldehyde

化学辞典 第2版
チアール(thial)ともいう.アルデヒド基のOをSで置換した化合物で,一般式はRCHS(Rはアルキル基,アリール基).特殊なもの以外は不安定であるが,1,3…

カジネン カジネン cadinene

化学辞典 第2版
C15H24(204.34).二環性のセスキテルペン.二重結合の位置により,α-,β-,γ-,γ1-,γ2-,δ-,ε-,およびω-カジネンがある.いずれも植物から得られ…

すずき‐あきら【鈴木章】

デジタル大辞泉
[1930~ ]化学者。北海道の生まれ。有機化合物の合成で、根岸英一が開発した根岸カップリング反応に改良を加え、ホウ素を用いる鈴木カップリング反…

えんか‐すず〔エンクワ‐〕【塩化×錫】

デジタル大辞泉
1 塩化錫(Ⅱ)。錫を濃塩酸に溶かして得られる無色の結晶。還元剤・媒染剤に使用。化学式SnCl2 塩化第一錫。2 塩化錫(Ⅳ)。錫に塩素を反応させて…

灰化

栄養・生化学辞典
 灰化(はいか)とよぶこともある.試料を酸化して有機化合物を分解し,気体にして除き,不揮発性の無機物にする過程.液体を用いない方法,例えば…

分子蒸留 ぶんしじょうりゅう molecular distillation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
0.1Pa以下の圧力下で行う高真空蒸留のこと。このような高真空では,液面から冷却面まで分子同士が衝突することなく到達するため,蒸留温度の幅が狭く…

脱水素反応 だっすいそはんのう dehydrogenation reaction

日本大百科全書(ニッポニカ)
有機分子から水素H2が脱離する反応をいう。水素化反応の反対の反応で、酸化反応の一種である。代表的な脱水素反応の例を次に示す。(1)アルコールの脱…

硝化 しょうか nitration

日本大百科全書(ニッポニカ)
有機化合物にニトロ基を導入する反応。ニトロ化ともいうが、化学工業方面ではとくに硝化ということのほうが多い。たとえばベンゼンをニトロベンゼン…

アデノシン

栄養・生化学辞典
 C10H13N5O4 (mw267.25).  プリン塩基であるアデニンとリボースからなる図に示した化合物.5′位が1分子のリン酸エステルとなった分子がア…

腐植【ふしょく】

百科事典マイペディア
土壌学用語。土壌を暗色に色づけている有機化合物群の総称。その供給源は植物遺体で,地中動物に食われ,微生物に分解されて,植物成分中最も分解さ…

じょうすいきにかんするちゅうい【浄水器に関する注意】

家庭医学館
 安全な飲料水を提供するために、水道水は塩素による殺菌が行なわれていますが、水に溶け込んでいる有機化合物と塩素とが反応し、有機塩素化合物が…

セミカルバジド せみかるばじど semicarbazide

日本大百科全書(ニッポニカ)
炭酸のモノアミドモノヒドラジド、あるいは尿素CO(NH2)2のアミノ基-NH2の一つをヒドラジノ基-NHNH2で置換したものとみなすことができる化合物。アミ…

シクロアルケン しくろあるけん cycloalkenes

日本大百科全書(ニッポニカ)
環内に二重結合をもつ脂環式炭化水素の総称。シクロオレフィンともいう。一般式CnH2n-2で示される。鎖状のアルケンCnH2nの末端の水素原子2個を取り去…

位置異性体 いちいせいたい position isomer

日本大百科全書(ニッポニカ)
構造異性の一種である位置異性によって生ずる異性体。主として有機化合物にみられ、鎖式炭化水素での分鎖の有無、あるいは分鎖の位置による異性、ベ…

電子供与体 でんしきょうよたい electron donor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
一般に原子価電子の軌道に非共有電子対をもつ原子,イオン,分子で,陽荷電部や電子対の欠如した他のイオンや分子に電子を与えやすいものをいう。ア…

アミド amide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
(1) アンモニアまたはアミンの水素原子をアシル基で置換した形の化合物。 RCONH2 を第一アミド,(RCO)2NH を第二アミド,(RCO)3N を第三アミドという…

生物化学的酸素要求量 せいぶつかがくてきさんそようきゅうりょう biochemical oxygen demand

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
水中の有機物が微生物によって酸化分解される過程で消費される酸素量。一般に BODといい,これが高いと水中に腐敗性の有機物が多いことを示すので,…

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