「足利義満」の検索結果

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南北朝の合体 なんぼくちょうのがったい

旺文社日本史事典 三訂版
室町前期の1392年,南朝・北朝両朝廷の統一をいう3代将軍足利義満が南朝側に合体を申し入れるまでに数度の交渉が行われたがまとまらず,1392年南朝の…

難太平記 なんたいへいき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
室町時代初期の史書。1巻。武将今川了俊著。応永9 (1402) 年成立。本来は子孫に書き残そうとした覚え書。父範国から聞いた室町幕府創業期の今川一族…

山名氏清 やまなうじきよ

山川 日本史小辞典 改訂新版
1344~91.12.30南北朝期の武将。丹波・和泉両国ほかの守護。山名時氏の子。1378年(永和4・天授4)和泉国守護となり,紀伊国守護となった兄義理(よした…

山本保やまもとほ

日本歴史地名大系
滋賀県:蒲生郡日野町山本村山本保現日野町山本辺りに比定される保。白河法皇が鳥羽(とば)殿(鳥羽離宮)内に康和三年(一一〇一)に証金剛(しよ…

ご‐さん【五山】

デジタル大辞泉
《「ござん」とも》格式の高い、五つの大きな寺。1 インドの祇園精舎ぎおんしょうじゃ・竹林精舎・大林精舎・鹿園ろくおん精舎・那爛陀ならんだ寺の…

蘭庭明玉禅尼 (らんてい-みょうぎょくぜんに)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1356-1442 南北朝-室町時代,伊達政宗(大膳大夫)の妻。延文元=正平(しょうへい)11年生まれ。石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の検校(けんぎょ…

明徳記 (めいとくき)

改訂新版 世界大百科事典
明徳の乱(1391)の顚末を記した軍記。3巻。乱後まもなく成立した初稿本と,1396年(応永3)に加筆訂正された再稿本とがあり,初稿本系統が流布本と…

飛鳥井雅縁 (あすかい-まさより)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1358-1428 南北朝-室町時代の公卿(くぎょう),歌人。延文3=正平(しょうへい)13年生まれ。飛鳥井雅世の父。足利義満の信任をうけ,歌壇での飛鳥井家の…

日野重光 (ひの-しげみつ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1370-1413 室町時代の公卿(くぎょう)。応安3=建徳元年生まれ。日野資康(すけやす)の子。日野家の一流裏松家の祖。姉の康子が3代将軍足利義満の後妻…

中条兵庫助 (ちゅうじょう-ひょうごのすけ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
?-1384 南北朝時代の武将,剣術家。三河(愛知県)挙母(ころも)城主。伊賀(三重県)守護,室町幕府評定衆。剣と槍(やり)を念阿弥(ねんあみ)慈恩にまなん…

が【賀】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① よろこび祝うこと。ことほぐこと。祝賀。特に長寿の祝いをいうことが多い。→賀の祝い。[初出の実例]「仁和の御時僧正遍昭に七十の賀たま…

鹿苑寺 金閣 ろくおんじきんかく

山川 日本史小辞典 改訂新版
室町幕府の3代将軍足利義満が北山殿に設けた3層の住宅系建築。最上層に舎利を安置するため舎利殿とよばれた。創建は1398年(応永5)頃。1950年(昭和25)…

しょうこく‐じ(シャウコク‥)【相国寺】

精選版 日本国語大辞典
京都五山の一つ。京都市上京区にある臨済宗相国寺派の大本山。山号は万年山。永徳二年(一三八二)足利義満が創建。開山は夢窓疎石(むそうそせき)。…

竜湫周沢 (りゅうしゅうしゅうたく) 生没年:1308-88(延慶1-元中5・嘉慶2)

改訂新版 世界大百科事典
南北朝期の臨済宗夢窓派の僧。甲斐の人。武田氏。夢窓疎石の法嗣。春屋妙葩(しゆんおくみようは)と並ぶ同派の指導者。慧林寺,建仁寺,南禅寺,天…

奉公衆 ほうこうしゅう

山川 日本史小辞典 改訂新版
番衆・番方・五箇番とも。室町幕府の御目見以上の直勤御家人。直轄軍。5番編成で,番頭の指揮下で御所警固や将軍の供奉,戦時の将軍の旗本や馬廻を勤…

朝山梵灯庵 (あさやま-ぼんとうあん)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1349-? 南北朝-室町時代の連歌師。貞和(じょうわ)5=正平(しょうへい)4年生まれ。出雲(いずも)(島根県)の地頭。和歌を冷泉(れいぜい)為秀に,連歌を…

ごかめやま‐てんのう(‥テンワウ)【後亀山天皇】

精選版 日本国語大辞典
第九九代、南朝最後の天皇。後村上天皇の皇子。母は嘉喜門院勝子。名は熙成(ひろなり)。弘和三年(一三八三)即位。在位十年。足利義満の和議をうけ…

相国寺 しょうこくじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
京都市上京区今出川通烏丸にある臨済宗相国寺派の本山。京都五山の一つ。万年山と号する。弘和2=永徳2 (1382) 年に足利義満が後小松天皇の勅願を奉…

坂口郷さくちごう

日本歴史地名大系
静岡県:榛原郡榛原町坂口郷現坂口(さかぐち)・坂部(さかべ)辺りに所在した中世の郷。応安四年(一三七一)五月二三日刊行の大方等大集月蔵経(…

山名氏幸

朝日日本歴史人物事典
生年:生没年不詳 南北朝・室町時代の武将。伯耆守護。時義の次男,時煕の弟。氏之とも。康応1/元中6(1389)年5月,父時義の死により伯耆守護に補された…

肥富

朝日日本歴史人物事典
生年:生没年不詳 室町時代の博多商人。応永の初年に明から帰国し,足利義満に明との通信(通交)の利を説き,これにより義満は応永8(1401)年の遣明船を…

肥富 (こいつみ)

改訂新版 世界大百科事典
室町時代の博多商人。生没年不詳。《善隣国宝記》によると,応永の初年に肥富が明から帰って足利義満に明と通交することの利益を説き,これにより義…

松寺村まつてらむら

日本歴史地名大系
石川県:金沢市旧河北郡地区松寺村[現]金沢市松寺町(まつでらまち)金沢平野北部、浅野川中流右岸に位置。中世は倉月(くらつき)庄の内。暦応四…

相国寺 しょうこくじ

山川 日本史小辞典 改訂新版
京都市上京区にある臨済宗相国寺派大本山。正式には万年山相国承天寺。1382年(永徳2・弘和2)将軍足利義満が,春屋妙葩(しゅんおくみょうは)を開山と…

日伝 (にちでん)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1342-1409 南北朝-室町時代の僧。康永元=興国3年生まれ。日蓮宗。京都本国寺(のちの本圀寺)の日静(にちじょう)に師事し,のち同寺5世となる。将軍足…

満済准后日記 まんさいじゅごうにっき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
『法身院准后日記』ともいう。醍醐寺座主満済の日記。応永 18 (1411) 年と同 20~29年の 11巻,同 30~永享7 (35) 年の 37巻があり,いずれも自筆本…

准三宮 じゅさんぐう

山川 日本史小辞典 改訂新版
准三后・准后(じゅごう)とも。皇族・摂関・僧侶などに,三宮(太皇太后・皇太后・皇后)に準じて年官・年爵・封戸(ふこ)などの経済的待遇を与えること…

しば‐よしまさ【斯波義将】

デジタル大辞泉
[1350~1410]室町前期の武将。室町幕府の管領。足利義詮あしかがよしあきら・義満・義持の3代の将軍に仕え、幕府の基礎固めに尽力した。

ほうとく【宝徳】

日本の元号がわかる事典
日本の元号(年号)。室町時代の1449年から1452年まで、後花園(ごはなぞの)天皇の代の元号。前元号は文安(ぶんあん)。次元号は享徳(きょうとく)。144…

南北朝時代 なんぼくちょうじだい

旺文社日本史事典 三訂版
1336年足利尊氏が建武政権に反し,持明院統の光明天皇を擁立してから'92年足利義満のときの南北朝合体までの時代後醍醐 (ごだいご) 天皇が吉野に移っ…

斯波義将 (しば-よしまさ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1350-1410 南北朝-室町時代の武将。観応(かんのう)元=正平(しょうへい)5年生まれ。斯波高経(たかつね)の4男。父の後見のもとに13歳で将軍足利義詮(…

天徳曇貞 (てんとく-どんてい)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1332-1429 南北朝-室町時代の僧。正慶(しょうきょう)元=元弘(げんこう)2年生まれ。曹洞(そうとう)宗。通幻寂霊(じゃくれい)に師事,その法をつぐ。…

土岐康行 (とき-やすゆき)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
?-1404 南北朝-室町時代の武将。土岐頼雄(よりかつ)の子。土岐満貞(みつさだ)の兄。美濃(みの),尾張(おわり),伊勢(いせ)3国の守護,伯父土岐頼康(よ…

しゅうしん(シウシン)【周信】

精選版 日本国語大辞典
南北朝時代の臨済宗の僧。字(あざな)は義堂。別号は空華道人。絶海中津とともに五山文学の代表的人物。土佐国(高知県)の人。比叡山で密教を学んだ…

御物御画目録 (ごもつおんえもくろく)

改訂新版 世界大百科事典
足利義満以来の代々の将軍家所蔵の中国絵画を記載したもので,能阿弥による奥書をもつ写本1巻が現存する。原本はなく撰述年代も不明であるが,能阿弥…

二条師嗣

朝日日本歴史人物事典
没年:応永7.11.22(1400.12.8) 生年:延文1/正平11(1356) 南北朝末・室町時代初期の公家。二条良基の次男。母は土岐春日入道の娘。応安1/正平23(1368…

足利[市] (あしかが)

改訂新版 世界大百科事典
栃木県南西端にある市。1921年市制。人口15万4530(2010)。群馬県の桐生,太田,館林の各市,栃木県の佐野市などと境を接する。古代からの交通の要…

広田郷ひろたごう

日本歴史地名大系
兵庫県:西宮市広田村広田郷中世の郷で広田神社領。「和名抄」武庫(むこ)郡広田郷の郷名を継いだとみられるが、広田社(ひろたしや)郷・広田神(…

観阿弥【かんあみ】

百科事典マイペディア
南北朝時代の能役者,能作者。芸名観世,名は清次(きよつぐ)。観世流の流祖。大和猿楽の芸統に先行芸能の長所を導入し,1374年以後は足利義満の後援…

飛鳥井家【あすかいけ】

百科事典マイペディア
歌道・蹴鞠の家。藤原雅経(まさつね)〔1170-1221〕を祖とする公家(羽林家)。雅経は蹴鞠に長じ,飛鳥井流の蹴鞠を興す一方,歌才も認められて《新古…

十刹 じっさつ

山川 日本史小辞典 改訂新版
五山制度における寺格の一つ。五山についで諸山(甲刹(かっさつ))の上に位置する。鎌倉時代に南宋の五山にならって設けられたものが最初。はじめ全国…

西条庄さいじようのしよう

日本歴史地名大系
愛媛県:西条市西条庄石鎚(いしづち)山系の北麓、加茂(かも)川を挟んで東西に連なる海岸平野に立地。「和名抄」にみえる新居(にい)郡内の賀茂…

吉田兼煕 (よしだ-かねひろ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1348-1402 南北朝-室町時代の神道家。貞和(じょうわ)4=正平(しょうへい)3年生まれ。卜部兼豊(うらべ-かねとよ)の子。世襲の京都吉田神社の祠官。永…

足利氏満 (あしかが-うじみつ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1359-1398 南北朝-室町時代の武将。延文4=正平(しょうへい)14年生まれ。足利基氏(もとうじ)の長男。貞治(じょうじ)6=正平22年父の跡をついで2代鎌…

大内義弘 (おおうち-よしひろ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1356-1400* 南北朝-室町時代の武将。延文元=正平(しょうへい)11年生まれ。大内弘世の子。周防(すおう),長門(ながと),豊前(ぶぜん)の守護。明徳の乱…

ぜっかい‐ちゅうしん【絶海中津】

精選版 日本国語大辞典
室町初期の臨済宗の僧。別号、蕉堅道人。勅諡、仏智広照国師、浄印翊聖国師。土佐の人。夢窓疎石の法を嗣ぎ、のち明(中国)に渡って修行を重ね、宮…

細川氏 ほそかわし

山川 日本史小辞典 改訂新版
室町幕府の管領,近世の大名家。清和源氏足利氏の支族。足利義清の孫義季(よしすえ)が,三河国額田郡細川郷(現,愛知県岡崎市)に住み,細川氏を称し…

細川頼之 (ほそかわ-よりゆき)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1329-1392 南北朝時代の武将。元徳元年生まれ。細川頼春の子。細川頼元の兄。足利尊氏(たかうじ)にしたがって南朝方とたたかう。貞治(じょうじ)6=…

楠木正儀 (くすのき-まさのり)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
?-? 南北朝時代の武将。楠木正成(まさしげ)の3男。兄正行(まさつら),正時の戦死後,摂津(せっつ),河内(かわち),和泉(いずみ)3国を領し南朝勢力の中…

花営三代記 かえいさんだいき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
『武家日記』ともいう。室町幕府の記録。3巻。作者未詳。前半は正平 22=貞治6 (1367) ~弘和1=永徳1 (81) 年の間の幕府の政所関係記事で,後半は応…

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