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キャバレー キャバレー cabaret

翻訳|cabaret

9件 の用語解説(キャバレーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キャバレー
キャバレー
cabaret

食事や酒をとりながら,芸人のショーを見物する形式のレストランナイトクラブホテルの食堂。またはそのような形態で演じられる演芸をもいい,歌,踊り,手品,漫才,漫談などから成る。 19世紀末にパリで始り (1889年に設立されたムーラン・ルージュがその第1号であるといわれる) ,ヒトラー以前のドイツでは前衛的芸術家の活動の場となり,またアメリカでは現在でも多くのすぐれたボードビリアンミュージカル歌手を生む母胎となっている。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

キャバレー

風俗営業法では客室の床面積が66平方メートル以上でダンスフロアが5分の1以上を占め、ホステスらが接客し、客がダンスを踊れる飲食店と定められている。最盛期の1994年に全国で5114軒あった店は昨年末3668軒に。近畿では京都の90軒が最も多く、和歌山44軒、大阪25軒などとなっている。

(2009-12-01 朝日新聞 夕刊 1社会)

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デジタル大辞泉の解説

キャバレー(〈フランス〉cabaret)

居酒屋の意》ダンスホールや舞台のある酒場。歌や踊り、コントなどのショーが演じられ、ホステスのサービスによって飲食やダンスが楽しめる。もともとは現在の日本の形態とは異なり、19世紀末のパリに発生し、社会風刺を含んだ歌や寸劇を見せた場所。

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百科事典マイペディアの解説

キャバレー

ダンスホールやステージをしつらえ,バンドダンサーを常置して客にダンスをさせたり,ショーを見せたりする酒場。1881年に作られたパリのシャ・ノアルをはじめ,リュヌ・リュス,ジョッキー等は芸術家の社交場となり,シャンソンや寸劇をつないだ市民的娯楽の場も提供した。

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デジタル大辞泉プラスの解説

キャバレー

1966年初演のミュージカル。原題《Cabaret》。脚本:ジョー・マステロフ、作曲:ジョン・カンダー、作詞:フレッド・エッブ。ナチスの支配が強まるベルリンキャバレーを舞台に、歌手サラと作家志望の青年の恋と破局を描いた作品。1967年に第21回トニー賞(ミュージカル作品賞)を受賞。

キャバレー

1972年製作のアメリカ映画。原題《Cabaret》。1930年代初頭を舞台にした同名ミュージカルの映画化。監督:ボブ・フォッシー、出演:ライザ・ミネリ、マイケル・ヨークジョエルグレイ、ヘルムート・グリームほか。第45回米国アカデミー賞作品賞ノミネート。同監督賞、主演女優賞(ライザ・ミネリ)、助演男優賞(ジョエル・グレイ)、美術賞、撮影賞、編集賞、歌曲・編曲賞、音響賞受賞。第30回米国ゴールデングローブ賞作品賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞。第26回英国アカデミー賞作品賞受賞。

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世界大百科事典 第2版の解説

キャバレー【cabaret】

客を楽しませる舞台やダンスホールを付設した酒場のことで,語源はフランス語といわれる。その本来の形のものとしては,1881年,サリRudolphe Salis(1852‐97)が俳優,詩人,音楽家,画家を誘って,パリのモンマルトルに〈黒猫Chat Noir〉を作ったのに始まる。それは酒場と芸術,時事性と笑いや楽しみを結合した新しいタイプの市民的娯楽の創造だった。コンフェランシエと称する司会役がおもしろい話術で笑わせながら,シャンソンや寸劇をつないでいくのが基本形式である。

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大辞林 第三版の解説

キャバレー【cabaret】

舞台で演じられる寸劇や歌などを楽しんだり、ダンスに興じたりできる酒場。一九世紀末、パリで興り、ヨーロッパ中に広まった。日本でも昭和初期に流行。
第二次大戦後に生じた、ホステスのサービスで飲食をする酒場。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キャバレー
きゃばれー
cabaretフランス語

ラテン語のcavus(穴)、cave(地下室)、camere(部屋)、古いオランダ語のcabret(部屋)あるいはアラビア語のkhamaret(居酒屋)などが語源といわれる。フランス語では居酒屋を意味し、17世紀末にはまた茶器やリキュール杯をのせる盆のことをさしたが、現在ではダンスホールや舞台のある酒場で、ホステスがサービスをし、バンド演奏やショーなどが行われる施設をいう。もともとヨーロッパでは、居酒屋、飲食店など芸術家たちのたむろする、反社会的雰囲気の溜(たま)り場として発展した。1881年、パリのモンマルトルに「シャ・ノワール」(黒猫)が誕生し、いわゆる芸術キャバレー、文学キャバレーが登場する。そこでは、社会批判的シャンソンや寸劇など、機知と風刺のきいた民衆芸術が展開された。この運動はウィーン、ミュンヘン、ベルリンなどヨーロッパ中に広まり、20世紀前半には、「小芸術舞台」といわれるキャバレー文化の世界が成立したが、第二次世界大戦後は衰微した。日本ではキャバレーとよばれるものは、1945年(昭和20)東京・銀座に進駐軍専用のキャバレーとしてオアシス・オブ・ギンザができ、ついで一般用のものも現れ、都道府県公安委員会の管轄になる風俗営業とされている。また、ホステスを置かず、飲食やバンド演奏、ショーなどを楽しむ深夜営業の施設はナイト・クラブとよんで、キャバレーとは区別されている。[佐藤農人]
『ハインツ・グロイル著、平井正・田辺秀樹訳『キャバレーの文化史』(1983・ありな書房) ▽菊盛英夫著『芸術キャバレー』(1984・論創社)』

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世界大百科事典内のキャバレーの言及

【居酒屋】より

…酒肆の営業形態は南宋時代にほぼ確立し,元・明・清時代を通じて全国各地に存在して,庶民たちの憩いの場所となった。【寺田 隆信】
[ヨーロッパ]
 ヨーロッパの居酒屋を指す語は,英語ではタバーンtavern,パブリック・ハウスpublic house(パブ),フランス語ではカバレcabaretである。ヨーロッパで居酒屋がどのようにして発生したか,古代ローマとの連関はどうかといった点は明らかでない。…

【笑い】より

…現代の笑いは社会的制裁や批評機能としてよりも心理的安全弁の役割をもち,今後ますますその性格を強めていくだろう。この点,文学キャバレー(カバレット)と呼ばれ,ヨーロッパの都市に必ず備っていた批評性の強い笑いの場が姿を消すか,あるいは単なる娯楽の場に変化したのは象徴的である。現代の道化やトリックスターは,意味と無意味の間の微妙な世界でみずから楽しみ,人を楽しませるよりも,めまぐるしい瞬間をときほぐすべき〈とめどない笑い〉を強いられている。…

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