久世[町](読み)くせ

百科事典マイペディア 「久世[町]」の意味・わかりやすい解説

久世[町]【くせ】

岡山県北部,旭川の上流域の真庭郡の旧町。中心の久世はかつて出雲街道宿駅伯耆(ほうき)街道の分岐点。今は岡山と倉吉を結ぶ交通要地で,姫新(きしん)線が通じる。美作(みまさか)地方西部の商業中心をなし,古くから牛・馬市が開かれている。米作を主体として,畜産,野菜栽培などを行う。2005年3月上房郡北房町,真庭郡勝山町,落合町,湯原町,美甘村,川上村,八束村中和村と合併し市制真庭市となる。75.12km2。1万1611人(2003)。

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