付上る(読み)ツケアガル

デジタル大辞泉 「付上る」の意味・読み・例文・類語

つけ‐あが・る【付(け)上(が)る】

[動ラ五(四)]相手が寛大なのをいいことにして、わがままを言ったり、思いあがったことをしたりする。「―・ってあれこれ注文をつける」
[類語]威張るおごる高ぶるうぬぼれる誇る自慢思い上がるおのぼれる誇らしい胸を張る肩身が広い鼻が高い鼻高高勝ち誇る威張り散らす反り返る振り回す鼻にかける増長慢心自画自賛誇示おご誇り驕傲きょうごう矜持倨傲きょごう自負自負心自賛自嘆自任自得天狗うぬぼれプライド高慢自尊自尊心気位きぐらい得意思い上がり唯我独尊手前味噌我褒め身褒めのぼせるのぼせ上がる背負しょ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「付上る」の意味・読み・例文・類語

つけ‐あが・る【付上】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 相手の寛大さにつけこんで増長する。いい気になって思いあがる。図に乗る。
    1. [初出の実例]「ヤア女と思ひ用捨すりゃ、付上ったるひっ切め」(出典:浄瑠璃・源平布引滝(1749)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む