初花(読み)ハツハナ

デジタル大辞泉 「初花」の意味・読み・例文・類語

はつ‐はな【初花】

1 その季節に初めて咲く花。
2 その草木に初めて咲く花。
3 その春に初めて咲く花。多く桜にいう。《季 春》「―や大仏みちの人通り/万太郎」
4 17、8歳ごろの若い女性。
5 初潮しょちょうのこと。
[類語]花・草花・生花・生け花・切り花・盛り花・押し花・造花・ドライフラワー・花束・ブーケ・花輪・レイ・徒花あだばな・無駄花・国花・県花・名花・梅花・桜花・菊花・綿花・菜の花・落花

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精選版 日本国語大辞典 「初花」の意味・読み・例文・類語

はつ‐はな【初花】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 春になって、最初に咲く花。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「谷風にとくる氷のひまごとに打ち出づるなみやはるのはつ花〈源当純〉」(出典:古今和歌集(905‐914)春上・一二)
  3. ② その季節になって最初に咲く花。
    1. [初出の実例]「ほととぎす 鳴く五月には 波都波奈(ハツハナ)を 枝に手折りて」(出典:万葉集(8C後)一八・四一一一)
  4. ③ その草木に初めて咲く花。咲きはじめの花。
    1. [初出の実例]「初花(はつはな)の散るべきものを人言の繁きによりてよどむころかも」(出典:万葉集(8C後)四・六三〇)
  5. ④ その年になって最初に咲く桜の花。また、咲いて間もないころの桜の花。初桜。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
  6. ⑤ 一八、九歳頃の少女をたとえていう語。初桜。
    1. [初出の実例]「十八九なる顔好花、今さき出しのはつ花に」(出典:浄瑠璃・曾根崎心中(1703))
  7. ⑥ 初潮。〔俚言集覧(1797頃)〕

うい‐ばなうひ‥【初花】

  1. 〘 名詞 〙 その木に初めて咲いた花。はつはな。
    1. [初出の実例]「うひばな咲ける紅梅を折りて『ことしなん咲きはじめたる』といひいだしたるに」(出典:貫之集(945頃)七)

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「初花」の解説

はつはな【初花】

新潟の日本酒。酒名は、近くを流れる加治川岸に咲く桜花の姿を高品質の酒質にたとえて命名。大吟醸酒、吟醸酒、純米酒、本醸造酒がある。平成8、10、12、13年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は五百万石。仕込み水は飯豊(いいで)山系の伏流水。蔵元の「金升酒造」は文政5年(1822)創業。所在地は新発田市豊町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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