出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
苞とも書き、包葉(苞葉)ともいう。小包、総包片などを総括する広い意味に用いられることもあるが、普通、花序において腋(えき)に1個の花をつける葉的器官をさす。その腋花の花柄に葉的器官がついたとき、これを小包とよぶ。包は普通葉(茎葉)に比べて小さく、しばしば無柄となる。したがって、形も簡単になり、分裂や欠刻も浅くなるが、キンポウゲ属などでは逆に分裂が深くなることもある。花序のまとまりが弱ければ、普通葉は連続的に包に移行するが、花序がよくまとまっていれば、包は明らかに普通葉と区別され、極端な場合には退化、消失する。ブーゲンビレアなどでは包が大きく発達して着色し、花を包む。
[田村道夫]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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