デジタル大辞泉 「卒然」の意味・読み・例文・類語 そつ‐ぜん【卒然/率然】 [ト・タル][文][形動タリ]事が急に起こるさま。だしぬけ。突然。しゅつぜん。「―として姿を消す」[類語]ふいと・急・ひょっこり・打ち付け・ぶっつけ・にわか・出し抜け・突然・唐突・短兵急・急遽きゅうきょ・不意・忽然こつぜん・俄然・突如・いきなり・ふと・ふっと・つい・ついつい・ついと・つと・ひょっと・ひょい・はた・思わず・思わず知らず・思いがけず・はしなく・はしなくも・図らず・図らずも・やにわに・時ならず・忽たちまち・突発的・発作的・反射的・藪やぶから棒・青天の霹靂へきれき・寝耳に水 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「卒然」の意味・読み・例文・類語 そつ‐ぜん【卒然・率然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 にわかなさま。だしぬけなさま。突然。卒爾。また、かるがるしいさま。かるはずみなさま。しゅつぜん。[初出の実例]「対レ物随レ事。其礼衆多、率然不レ能二惣造一」(出典:性霊集‐四(835頃)進春宮筆啓)「小祿より卒然として諸侯の封を嗣たる人慝徳多し」(出典:随筆・文会雑記(1782)三)[その他の文献]〔白居易‐劉白唱和集解〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「卒然」の読み・字形・画数・意味 【卒然】そつぜん いきなり。だしぬけに。〔孟子、梁恵王上〕孟子、梁の襄王に見(まみ)ゆ。~(王)卒然として問うて曰く、天下惡(いづ)くにか定まらんと。字通「卒」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報