時ならず(読み)トキナラズ

デジタル大辞泉 「時ならず」の意味・読み・例文・類語

とき‐なら◦ず【時ならず】

[連語]
(多く連体詞的に用いて)その時期ではない。時節に合わない。「―◦ぬ大雪
(副詞的に用いて)思いがけず。不意に。「―◦ず訪問を受けた」
[類語]ふいとひょっこり打ち付けぶっつけにわか出し抜け突然唐突短兵急急遽きゅうきょ不意忽然こつぜん俄然突如いきなりふとふっとついついついついとつとひょっとひょいはた思わず思わず知らず思いがけずはしなくはしなくも図らず図らずもやにわにたちま卒然突発的発作的反射的やぶから棒青天の霹靂へきれき寝耳に水すいとがばとがばっとむっくとむっくりむくりすっくすっとさっとぱっと身軽身軽い軽軽軽快機敏一瀉いっしゃ千里急ピッチひょいひょいぴょんぴょんぴょんしゃきしゃきてきぱきつっとあっと言う間見る見るあれよあれよとっさとっさにすぐさま即座すかさず抜き打ちとみ忽焉こつえん勃然ぼつぜん翻然卒爾そつじばったりぱたりぱたっと一足飛び彗星すいせいの如く不意打ち急転急変急展開どきんがらっとまさかぬっと意外不測ややもすれば臨時随時不時不定期折に触れて当座時には時として往往たまたまたまさかともするとともすれば時時ときどき時折折折時たま間間折節散発間欠周期的とかく時にたま得てしてなにかにつけ何かと言えばもし仮にたとえもしかよしんばたといよしやもしも万一万一ばんいち万が一万万一もしやもしかしたらもしかするとひょっとするとひょっとしたらひょっとしてあるいはもしかしてどうかすると下手すると一つ間違えばことによるとあわよくばまかり間違うよもやまさか万万ばんばん夢かうつつ思いも寄らない思いのほか心外案に相違する意表を突く意表予想外意想外ゆくりなくまぐれひょんなひょっとゆくりなし我にもなく期せずして悪くすると事と次第によるもしくははたまたないし偶然かも知れない我知らず知らず知らず折もあろうに折悪しく慮外存外望外頻繁有りがちややもするとうかうかうっかり寄り寄りちょいちょいちょくちょくふとした重重重ねて重ね重ね再三再再しばしば思いがけないたびたび度度どど返す返すしきり二度あることは三度ある

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精選版 日本国語大辞典 「時ならず」の意味・読み・例文・類語

とき【時】=ならず[=ならない]

  1. その時ではない。時節に合わない。季節はずれである。
    1. [初出の実例]「時不在(ときならず) 過ぎにし子らが 朝露のごと 夕霧のごと」(出典万葉集(8C後)二・二一七)
    2. 「げに、はた、あきらかにそらの月、ほしをうごかし、時ならぬしもゆきをふらせ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下)
  2. 思いもよらない時である。だしぬけである。不時。不意。
    1. [初出の実例]「そなたは、時成らず川魚を取て上るに依て」(出典:虎寛本狂言・武悪(室町末‐近世初))

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