デジタル大辞泉 「俄然」の意味・読み・例文・類語
が‐ぜん【×俄然】

「毎年夏の初めに、多くの焼芋屋が―として氷水屋に変化するとき」〈漱石・それから〉

[補説]文化庁が発表した令和2年度「国語に関する世論調査」では、「がぜん」を、本来の意味とされる「急に、突然」で使う人が23.6パーセント、本来の意味ではない「とても、断然」で使う人が67.0パーセントという逆転した結果が出ている。
[類語]ひょっこり・打ち付け・ぶっつけ・急・にわか・出し抜け・突然・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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