寝耳に水(読み)ネミミニミズ

大辞林 第三版の解説

ねみみにみず【寝耳に水】

不意の出来事に驚くことのたとえ。 「 -の話」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ねみみ【寝耳】 に=水(みず)[=水(みず)の入(い)るごとし]

まったく思いがけず、突然なできごとをいう。寝耳に擂粉木(すりこぎ)
太閤記(1625)一三「城中寝耳に水の入たるが如く、驚きあへりつつ」
狂歌吾吟我集(1649)四「夢覚す板屋の時雨もらね共寝耳に水の入心ちする」
[補注]元来は、眠っているうちに、大水が出てその流れの大きな音を耳にしたときのようだという意味であった。それが不意の事態にあわてふためくことに使われていくうちに、聞こえる意の「耳に入る」が、実際に耳の中に水が入ると受けとられるようになり、「寝耳にすりこ木」のような表現も現われたと考えられる。「吾吟我集」例なども耳に水が入るという理解にもとづいている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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