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史料大成 しりょうたいせい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

史料大成
しりょうたいせい

古代,中世の公家の主要な日記を集成した叢書。笹川種郎編,矢野太郎校訂・解題。 1934~44年刊。未完に終った『史料通覧』のあとをうけて刊行された。収録書目は次のとおり。『小右記』『左経記』『水左記』『帥記』『長秋記』『中右記』『兵範記』『人事記要目』『山槐記』『吉記』『吉続記』『平戸記』『三長記』 (同補遺) ,『勘仲記』『妙槐記』『康富記』『親長卿記別記』『花園天皇宸記』『伏見天皇宸記』 (→伏見院御記 ) ,『権記』『春記脱漏』 (同補遺) ,『永昌記』『親長卿記』 (同補遺) ,『宣胤卿記』。

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百科事典マイペディアの解説

史料大成【しりょうたいせい】

平安時代から室町時代の古記録の叢書。笹川臨風(種郎)編・矢野太郎校訂。全43巻。1915年から笹川により,平安時代から鎌倉時代の貴族の日記を収める《史料通覧》が全25巻の予定で刊行が開始されたが,1918年第18巻で中断。

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世界大百科事典 第2版の解説

しりょうたいせい【史料大成】

平安時代から室町時代までの貴族の日記を翻刻出版した叢書。笹川臨風(種郎)編,矢野太郎校訂。1934‐44年(中絶)。43巻。笹川は,1915‐18年に《史料通覧》全24巻(日本史籍保存会刊)の編集を企画したが,18巻を出版して中絶した。34年,笹川と矢野は財団法人啓明会の資金援助をうけ,《史料通覧》既刊18巻に続緝12巻をあわせ,《史料大成》全30巻(内外書籍株式会社刊)を完成させた。38年からはさらに収録する日記を室町時代にまで広げたが,第2次世界大戦の戦局悪化によって中絶した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

史料大成
しりょうたいせい

平安中期~室町時代の天皇・貴族の日記叢書。笹川種郎(たねお)(臨風(りんぷう))編。矢野太郎校訂。1934年(昭和9)~1937年刊(未完)。中絶の『史料通覧』(1915年(大正4)~1918年刊)18巻を改編、新しく12巻を追加、全30巻。さらに1938年から続編12巻を追加・刊行。当初の予定を超過し43巻を刊行したところで、第二次世界大戦のため中絶。内外書籍株式会社・日本電報通信社(のちの電通)刊。1965年から若干の改編増補され、『増補史料大成』45巻・別巻3巻が刊行(臨川書店)。さらに、貴族のほか武家や寺社等の既刊の日記を集め、1967年から『続史料大成』22巻を、1978年から両者を合わせ『増補続史料大成』50巻(巻50は未刊)・別巻1巻を刊行(以上、竹内理三(りぞう)編、臨川書店)。『増補史料大成』以降のものは、既刊の日記を集めた複製が主体であるが、新しく組版したものもある。『大日本古記録』(東京大学史料編纂所(へんさんじょ)編、岩波書店)に次ぐ日記の大叢書。[益田 宗]

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