デジタル大辞泉 「圧」の意味・読み・例文・類語 あつ【圧〔壓〕】[漢字項目] [音]アツ(慣) [訓]おさえる おす へす[学習漢字]5年1 おさえつける。「圧縮・圧倒・圧迫・圧力/威圧・指圧・制圧・弾圧・鎮圧・抑圧」2 おさえつける力。圧力。「気圧・血圧・高圧・重圧・水圧・電圧・風圧・変圧」3 「血圧」の略。「降圧剤」[難読]圧状おうじょう あつ【圧】 ものを押さえつける力。また、俗に、相手を威圧する力。圧力。「タンク内の圧が高まる」「上司に圧をかけられる」[類語]圧力・プレッシャー・外圧・高圧・低圧・水圧・風圧・気圧 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「圧」の意味・読み・例文・類語 へし【圧】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 動詞「へす(圧)」の連用形の名詞化 )① おすこと。おされてゆがむこと。② 物を圧迫、圧縮するために上に載せる重い物。おもし。[初出の実例]「Fexiuo(ヘシヲ) カクル」(出典:日葡辞書(1603‐04))[ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」や「に」を伴って用いる )① やたら。むしょう。[初出の実例]「いきをうてくる者をへしと打かつきくづかすればあとの者えすすまぬぞ」(出典:玉塵抄(1563)五三)「よめん女が出て白いのをへしにもり」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和六(1769)梅三)② 押し合って並ぶさまを表わす語。[初出の実例]「筑田沖へへしと縄舟が出た」(出典:洒落本・玉之帳(1789‐1801頃)一)圧の補助注記[ 二 ]は[ 一 ]と語源を異にするものかもしれない。一説に「ひっし(必死)」の変化したものともいう。 あつ【圧】 〘 名詞 〙 ある広がりをもってものに力を加えること。また、その力。〔工学字彙(1886)〕[初出の実例]「乳房の圧(アツ)はいよいよ加はって来る」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外〉一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「圧」の読み・字形・画数・意味 圧常用漢字 5画(旧字)壓17画 [字音] アツ・オウ(アフ)・エン[字訓] おさえる・しずめる[説文解字] [字形] 会意旧字は壓。厭(えん)+土。厭は犬牲を以て呪禁を施し、清め祓う意。地霊を鎮圧する呪儀。邪鬼を鎮圧することを魘(えん)という。〔説文〕十三下に「壞(やぶ)るなり。一に曰く、塞補するなり」という。〔段注〕に「此れ厂(かん)部の厭と義えて同じからず。而れども學多く辨ずること能はず。廣の厭下に云ふ、鎭なり、なり、なりと。乃ち皆厭の訓なり」とし、厭・壓の字義相関せずとするが、呪力を以てするを厭といい、重圧を以てするを壓という。[訓義]1. おさえる、邪霊を鎮圧する。2. 地を清めしずめる。3. せまる、(すぼ)める、力を加えて服する、圧伏する。4. 壊(やぶ)り損なう。[古辞書の訓]〔名義抄〕壓 オス・オサフ・オソフ 〔字鏡集〕壓 オス・オソフ・オサフ・フサグ・イトフ・クダル・シヅム[語系]壓eap、遏at、按an、抑iet、厭iap、・inは声義近く、みな抑圧・圧止・閉塞の意を含む語である。[熟語]圧按▶・圧一▶・圧韻▶・圧架▶・圧壊▶・圧巻▶・圧気▶・圧驚▶・圧光▶・圧▶・圧搾▶・圧殺▶・圧死▶・圧紙▶・圧次▶・圧軸▶・圧膝▶・圧尺▶・圧酒▶・圧縮▶・圧書▶・圧勝▶・圧条▶・圧塞▶・圧倒▶・圧捺▶・圧迫▶・圧尾▶・圧伏▶・圧服▶・圧腰▶・圧抑▶・圧卵▶・圧力▶[下接語]枉圧・下圧・壊圧・気圧・傾圧・高圧・推圧・声圧・勢圧・占圧・沈圧・鎮圧・追圧・低圧・塡圧・擯圧・風圧・覆圧・抑圧・淪圧 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
ダイビング用語集 「圧」の解説 圧 圧力全般のことを通の間では略して単に圧と言うことが多い。水圧、体内圧、空気圧、気圧など、ケースバイケースでその指す圧の内容はまちまち。 出典 ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』ダイビング用語集について 情報 Sponserd by