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 タイ

6件 の用語解説(堆の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

たい【堆】

1か所にうず高く積もっていること。また、そのもの。
「大なる其葉枯れ乾き落ちて、―をなす」〈蘆花自然と人生
海底で、平らな頂をもつ隆起部。プランクトンが多く好漁場となる。北海道天塩沖の武蔵堆、能登半島沖の大和堆など。バンク

たい【堆】[漢字項目]

常用漢字] [音]タイ(呉)(漢) ツイ(唐) [訓]うずたかい
〈タイ〉高く積み上げる。うずたかい。「堆積堆肥
〈ツイ〉いくつも重ねる。「堆紅(ついこう)堆朱

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百科事典マイペディアの解説

堆【たい】

大陸棚または島棚の上にあり航海に危険のない水深を有する海底の隆起。大洋底からそびえるものは大洋堆。成因には火山性,地質構造によるもの,沈没サンゴ礁などがある。日本近海で漁師が瀬,礁,くり,はえ(波石)などとも呼ぶ。
→関連項目海底地形

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世界大百科事典 第2版の解説

たい【堆 bank】

比較的浅い海底の高まりで,海上航行には十分な深さを有するもの。バンクともいう。海底物質は岩でも堆積物でもよい。普通は大陸棚にある浅所に用い,さらに沖合にある約200m以深の孤立した高まりは海山または海丘と呼ぶが,厳密な定義はない。大洋中の200m以浅の高まりを大洋堆ということがある。堆では湧昇流がおこりやすく好漁場となるので,古くから漁民によって呼名がつけられている。日本の海図ではこうした慣習名を図載している。

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大辞林 第三版の解説

たい【堆】

うずたかく積もること。また、そのような形。 「藁本が既に-を成してゐる/渋江抽斎 鷗外
頂部が比較的平らな海底の高まり。礁しようより深く、船の航行に支障がない。良好な漁場になる。バンク。 「大和-」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


たい
bank

大陸棚の上にある孤立した高まりの一種。厳密には、頂上は浅いが船の航行には差し支えないものをいう。頂上の深さが20メートル以下で船の航行に危険がある場合には、底質が岩盤のものを礁(しょう)、岩盤でないものを瀬(せ)、と区別している。しかし、栄養塩に富んだ海底付近の海水が高まりに沿って湧(わ)き上がり、プランクトンが増殖し好漁場となるため漁業者の関心が高く、昔からいろいろな名が残っているので、厳密に区別されていない。北海道の日本海側、天塩(てしお)の沖にある武蔵(むさし)堆は、大陸棚にある最浅点31メートルの堆であるが、能登(のと)半島の沖にある大和(やまと)堆、北大和堆は深海底からそびえ、厳密に定義すれば堆とはいえない。[安井 正]

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世界大百科事典内のの言及

【海底地形】より

…地形は地球内部に起因する内力(構造運動,火山活動など)により生じ,起伏を大にする。一方,太陽エネルギーと地球重力に起因する外力(浸食,堆積)により地形は破壊され起伏を減少していく。陸上では河川,波浪,氷河,風などの浸食と堆積の作用により複雑な地形を形成するが,海底ではいったん生じた地形は,浅海以外ではあまり浸食を受けず,むしろ緩慢な堆積作用によって埋積されていくだけであるから,保存されやすい。…

※「堆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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