奇妙きてれつ(読み)きみょうきてれつ

精選版 日本国語大辞典 「奇妙きてれつ」の意味・読み・例文・類語

きみょう‐きてれつ キメウ‥【奇妙きてれつ】

〘名〙 (形動) (「きてれつ」は「奇妙」を強めるのに付け加えた語) ひどく変わっていて不思議なこと。また、そのさま。
洒落本・船頭深話(1802)二「ナントどうだ、奇妙(キミャウ)きてれつ、おそろ観音妙智力だらう」
花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下「あれか。どうも奇妙奇天列(キメウキテレツ)だ」

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デジタル大辞泉 「奇妙きてれつ」の意味・読み・例文・類語

きみょう‐きてれつ〔キメウ‐〕【奇妙きてれつ】

[形動][文][ナリ]《「奇妙」を強めていう語》ひどく不思議なさま。なんとも変なさま。「奇妙きてれつ事件
[類語]奇妙不思議奇怪奇異怪奇怪異不可思議面妖奇天烈摩訶不思議けったい異常異様不可解不審不自然奇態風変わり特異異状異例非常別条変ちくりん変てこ変てこりん妙ちきりんおかしいおかしな珍奇新奇珍妙奇抜奇警奇想天外突飛ファンシー突拍子もない

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