珍妙(読み)チンミョウ

デジタル大辞泉 「珍妙」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「珍妙」の意味・読み・例文・類語

ちん‐みょう‥メウ【珍妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. めずらしく、すぐれていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「天より珍妙(チンメウ)花雨(ふ)り下り」(出典私聚百因縁集(1257)六)
  3. かわっていておかしいこと。また、そのさま。「珍妙な格好」
    1. [初出の実例]「元来同じ人間が、一方では強盗をし、一方ではそれを警戒するなんて珍妙(チンメウ)ぢゃありませんか」(出典:搦手から(1915)〈長谷川如是閑〉病める革命家日記から)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android