奇態(読み)キタイ

デジタル大辞泉 「奇態」の意味・読み・例文・類語

き‐たい【奇態/奇体】

[名・形動]普通とは違った感じを与えること。また、そのさま。風変わり。奇妙。
名状しがたい―な存在」〈島木健作生活の探求
[類語]不思議奇妙奇異怪奇怪異不可思議面妖奇天烈摩訶不思議けったい異常異様不可解不審不自然奇怪風変わり特異異状異例非常別条変ちくりん変てこ変てこりん妙ちきりんおかしいおかしな珍奇新奇珍妙奇抜奇警奇想天外突飛ファンシー突拍子もない言語道断無茶めちゃむちゃくちゃめちゃくちゃめちゃめちゃ滅法法外無理乱暴無体理不尽非理不当不条理不合理非合理狂的

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精選版 日本国語大辞典 「奇態」の意味・読み・例文・類語

き‐たい【奇態・奇体】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 普通と違って珍しいこと。不思議なこと。また、そのさま。「きたい(希代)」と混同して用いられることもある。
    1. [初出の実例]「都鳥芳名、昔聞万里之跡。微禽奇体、今遂一見之望」(出典古今著聞集(1254)二〇)
    2. 「奇態な性癖を己に生みつけたのは誰なのだ」(出典:異端者の悲しみ(1917)〈谷崎潤一郎〉四)

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普及版 字通 「奇態」の読み・字形・画数・意味

【奇態】きたい

異様。

字通「奇」の項目を見る

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