
(ほう)+
(きょう)。
は秀(ほ)つ枝。神の憑(よ)る所。
(ほう)はその枝に神霊が降る意。
を両手で捧げ、神を迎えることを奉という。それで神意をうけ、神意を奉ずるのである。〔説文〕三上に「承くるなり。手に從ひ、廾(きょう)に從ひ、
聲」とするが、
が最も重要な字の要素である。〔周礼、地官、大司徒〕「五
を祀り、牛牲を奉ず」は奉献、〔左伝、僖三十三年〕「天、我に奉ずるなり」は奉賛・賛助の意。金文の〔散氏盤〕に、境界画定のとき「一
(ほう)す」「二
す」のようにいうのは、榜示の木を要所に樹てる意であろう。
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[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...