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平戸[市] ひらど

百科事典マイペディアの解説

平戸[市]【ひらど】

長崎県北部,平戸島と周辺の度(たく)島,的山(あづち)大島,生月島及び対岸の田平地区などを含む市。1955年市制。中心市街の平戸は平戸島北東端にあって平戸瀬戸を隔てて北松浦半島の田平町(現・平戸市)と対し,平戸大橋で結ばれる。北西に位置する生月(いきつき)島との間には,1991年生月大橋が完成。平戸港は天然の良港で,1550年のポルトガル船入港から鎖国に至るまでポルトガル,オランダなどとの貿易で繁栄,近世は松浦氏の城下町であった。オランダ商館跡(史跡),イギリス商館跡,キリシタン遺跡,ザビエルや三浦按針の記念碑,眼鏡橋の幸橋,松浦史料博物館などがある。海岸は屈曲に富み良漁港が多く,タイ・トビウオ漁,水産加工などが行われ,牛の飼育も盛ん。古江湾,志々伎(しじき)湾などは西海国立公園に属する。2005年10月北松浦郡生月町,田平町,大島村を編入。235.08km2。3万4905人(2010)。
→関連項目アダムズオランダ商館日記カピタン(日本史)カロンコックスじゃんがらセーリス値賀島出島

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世界大百科事典 第2版の解説

ひらど【平戸[市]】

長崎県本土の北西端に位置し,平戸島全域,度(たく)島,高島,そして常住者のいない多くの島々を市域とする。1955年平戸町と中野,獅子(しし),紐差(ひもさし),中津良(なかつら),津吉,志々伎(しじき)の6村が合体,市制。人口2万5240(1995)。市の中心,平戸島北東端の旧平戸町には1607年(慶長12)亀岡城(平戸城)が築かれ,近世は松浦(まつら)氏の城下町で,天然の良港をもち,古代から中国,朝鮮などとの海上交通要地であった。

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