徳之島(町)(読み)とくのしま

日本大百科全書(ニッポニカ)「徳之島(町)」の解説

徳之島(町)
とくのしま

鹿児島県大島郡にあり、徳之島の東半分を占める町。1958年(昭和33)亀津(かめつ)町と東天城(ひがしあまぎ)村が合併して徳之島町となる。町の西部は井之川(いのかわ)岳(645メートル)などの山地、海岸は隆起サンゴ礁が発達。亀徳港(かめとくこう)は徳之島の表玄関で、南東部の亀津は町役場のほか、国や県の出先機関が多く、徳之島の行政、経済、交通の中心地である。近世、薩摩(さつま)藩領となり亀津に代官所が置かれ、藩はサトウキビの栽培を強制、現在もサトウキビが基幹作物で農畜産業生産額の3分の1を占める。伝統のある大島紬(つむぎ)の生産も盛んである。闘牛は観光や島民の娯楽の中心となっている。国指定特別天然記念物アマミノクロウサギの生息地である。面積104.92平方キロメートル、人口1万1160(2015)。

[平岡昭利]

『『徳之島町誌』(1970・徳之島町)』


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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