放り出す(読み)ホウリダス

デジタル大辞泉 「放り出す」の意味・読み・例文・類語

ほうり‐だ・す〔はふり‐〕【放り出す】

[動サ五(四)]
投げて外へ出す。勢いよく外へ出す。「窓からごみを―・す」「酔漢を店から―・す」
投げるようにして置く。無造作に手からはなす。「小銭を机の上に―・す」
途中でやめてしまう。また、手をつけずにそのままにしておく。「仕事中途で―・す」
人をすげなく除外する。追い出す。「居候を―・す」
[類語](1投げ出す/(3める打ち切る切り上げるよす断つ控える中止するとりやめる手を引く見合わせる見送る思いとどまる踏みとどまる休止停止中断中絶ストップ沙汰止みお流れ立ち消え途絶断絶

ほり‐だ・す【放り出す】

[動サ四]ほうりだす」の音変化。
「綿の代まで相添へて、投げ出す、―・す」〈浄・博多小女郎

ひり‐だ・す【放り出す】

[動サ五(四)]内部のものを体外に強く出す。「糞を―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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