為人(読み)ひととなり

精選版 日本国語大辞典 「為人」の意味・読み・例文・類語

ひと‐と‐なり【為人】

〘名〙
① 生まれつき。生来のたち。性質。さが。もちまえ。
書紀(720)継体元年正月(前田本訓)「男大迹王、性(ヒトトナリ)慈仁(めくみ)ありて」
② からだつき。背格好。せたけ。
※宇治拾遺(1221頃)一一「ひととなり、すこし細高にて」

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普及版 字通 「為人」の読み・字形・画数・意味

【為人】ひととなり

人がら。〔論語、述而〕其の人と爲りや、を發してはれ、樂しみて以て憂をれ、老の將(まさ)に至らんとするを知らずと爾(しか)云ふ。

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