見張る(読み)ミハル

デジタル大辞泉 「見張る」の意味・読み・例文・類語

み‐は・る【見張る】

[動ラ五(四)]
(「瞠る」とも書く)目を大きく開いて見る。「驚いて目を―・る」「目を―・るばかりの美しさ」
注意深く目を配って監視する。「敵の行動を―・る」
[類語](1見開く/(2見張り監視立ち番ピケ張り番張り込みマーク物見張り込む目を光らすまじまじじっとじろじろじろりきょろりぎょろりきょときょときょろきょろぎょろぎょろしげしげつくづくはたはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視目する見入る見澄ます目を凝らす注目虎視虎視眈眈たんたん注視刮目かつもく目配り凝視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣る見詰める見据えるにら目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を付ける目を向ける目をくれる視線を注ぐ目を遣る目にする目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を転ずる目を向ける目が行く目を皿にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見張る」の意味・読み・例文・類語

み‐は・る【見張・瞠】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 目を大きくあける。目を大きく開いて見る。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「簾を押し張りて、枝をみはり給ふを見れば」(出典:堤中納言物語(11C中‐13C頃)虫めづる姫君)
  3. 周囲に注意深く目を配って番をする。監視する。
    1. [初出の実例]「目を見張りて指揮する故、一旦危く見えたる軍も、もり返して」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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